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世界のトップは「遠く感じる」サッカー日本代表が感じたベスト8入りへの課題【カタールW杯】

シリーズ:コラム text by 元川悦子

遠藤航、鎌田大地はどう考える?


【写真:Getty Images】



「相手は(ルカ・)モドリッチと(マテオ・)コバチッチを途中で変えた。あれだけの選手をあそこで変えられることに差を感じたし、それだけ選手がいるということだと思う。

 自分たちもこれだけ海外でやってる選手がいる代表は初めてで、今までにないくらい選手層が厚かったと思う。でももっともっと個人のベースを上げないといけない。上のクラブでポジションを勝ち取る選手が増えていかないといけない」

 それは、以前から鎌田大地が言い続けてきたことでもある。

「W杯の強豪国を見れば、そのメンバーはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントに勝ち残るクラブで試合に出ている選手ばかり。日本もそうなれば自ずと8強、4強にたどり着けるようになる」

 昨季UEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇を経験したアタッカーは事あるごとに強調していたが、この4年間でどれだけハイレベルな人材を輩出できるのか。それが悲願達成のカギになると言っていいはずだ。

 ただ、その道のりが険しいことも覚悟しなければならない。今大会ブレイクした堂安が興味深い話をしていた。

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