イングランド代表
戦力値ランキング:2位(91)
戦力値:攻撃22/守備23/選手層23/勝負強さ23
監督:ガレス・サウスゲート
FIFAランキング:5位
▽今大会成績
第1節:対イラン(〇6-2)
第2節:対アメリカ合衆国(△0-0)
第3節:対ウェールズ(〇3-0)
ラウンド16:対セネガル(〇3-0)
UEFAネーションズリーグ6試合で4得点しか取れず、得点力不足が不安視された状態でワールドカップに臨んだが、蓋を開けてみれば4試合で12得点をマーク。危なげなく準々決勝に駒を進めた。
大会前までは3バックと4バックを併用していたが、今大会では4バックで戦う。ブロックを築いたときのハリー・マグワイアとジョン・ストーンズのセンターバックコンビは強固で、カイル・ウォーカーの負傷が癒えたことで守備力の高い4人が最終ラインに並ぶ。
デクラン・ライスは中盤の底に、ジュード・ベリンガムはボックス・トゥ・ボックスで圧巻の活躍を見せる。ラヒーム・スターリング、ブカヨ・サカ、フィル・フォーデンといったウイングプレーヤーはスピードとテクニックを活かしてハリー・ケインと抜群のコンビネーションを見せ、ショートカウンターからゴールを量産する。
前回大会で得点王となったケインはラウンド16でようやく初得点を決めたが、ここまで8人で12得点ということからもわかる通り、得点源が分散していることはイングランド代表としては心強い。攻撃陣はプレータイムをシェアできており、疲労の不安も少ない。
もはやお家芸とも言えるセットプレーからの得点はここまで2つで、そのうち1つはマーカス・ラッシュフォードが決めた直接FK。当然、様々な形を用意しているはずで、準々決勝以降に実行してくるだろう。