アルゼンチン代表
戦力値ランキング:3位(90)
戦力値:攻撃23/守備23/選手層21/勝負強さ23
監督:リオネル・スカローニ
FIFAランキング:3位
▽今大会成績
第1節:対サウジアラビア(●1-2)
第2節:対メキシコ(〇2-0)
第3節:対ポーランド(〇2-0)
ラウンド16:対オーストラリア(〇2-1)
初戦でサウジアラビア代表に敗れたのは予想外だったが、その後は実力通りの結果で準々決勝に駒を進めている。4バックで試合をスタートさせるが、中盤の形は相手に応じて変化させる。試合途中から3バックにすることも多く、柔軟な対応でゲームの主導権を渡さない。
リオネル・スカローニ監督は試合ごとにメンバーを大きく変える。センターバックはニコラス・オタメンディ、リサンドロ・マルティネス、クリスティアン・ロメロで回し、サイドバックはマルコス・アクーニャとゴンサロ・モンティエルがファーストチョイスで、ニコラス・タグリアフィコとナウエル・モリーナが控える。
ロドリゴ・デ・パウルは4試合すべてに先発しており、中盤におけるトランジションの重要人物となる。サイドにはアレハンドロ・ゴメスとアンヘル・ディ・マリアを配し、リオネル・メッシは浮遊することでギャップを生み出す。
南米予選で得点源だったラウタロ・マルティネスが今大会は不調だが、フリアン・アルバレスが2試合連続ゴールと調子の良さを見せている。メッシが4試合3得点と結果を残しているのもチームにいい影響を与えている。
南米予選と同様に、強度の高い守備で試合の主導権を握る。ここまで1試合で3得点以上奪った試合はないが、4試合で3失点と大崩れしない守備が今大会でも光る。