9位:リシャルリソン(ブラジル代表/トッテナム)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月10日
市場価値:5000万ユーロ(約60億円)
22/23リーグ戦成績:10試合0得点3アシスト
ブラジル代表通算成績:39試合19得点7アシスト
各世代別ブラジル代表にも名を連ねたほど、10代の頃から既に頭角を現していたリシャルリソン。2017年に加入したイングランド2部のワトフォードを経て、2018年夏にはエバートンへとステップアップを果たす。加入後はCFだけに留まらず、右WGや左WGでもプレーし、攻撃陣を牽引する存在へと成長。その活躍が認められ、移籍金5800万ユーロ(約70億円)という大金で今夏トッテナムに引き抜かれた。
ポストプレーやエリア内でのプレーに専念するCFとは異なり、リシャルリソンはブラジル人らしい高い「テクニック」で自らチャンスを演出できる。ボール保持時には速さと足元の技術を活かした「ドリブル」で相手を翻弄し、高精度なシュートでフィニッシュ。創造性も豊かで、常に様々な選択肢を持つ。
言うまでもなくゴール前での存在感も抜群で、泥臭いゴールからアクロバティックなゴールまで、得点パターンは多様。「空中戦」の強さにも定評があり、セットプレー時には優れたポジショニングから得点を奪うことも少なくない。足元の技術に、「攻撃力」の高さ。対応するDFからすると非常に厄介な選手だ。