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サッカー日本代表、クロアチア戦全選手パフォーマンス査定。ベスト8に届かず…。最低なのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

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【写真:田中伸弥】


吉田麻也(背番号22)
クロアチア代表戦:フル出場
評価:B

 4試合連続フル出場も、疲労の影響を感じさせることはなかった。193cmのブルーノ・ペトコヴィッチ、190cmのアンテ・ブディミルに簡単には競り負けず、ボックス内でもよく体を張っていた。ビルドアップ時にヒヤヒヤするようなことはあったが、結果として致命的なミスは犯さず、最後まで最終ラインを崩さなかった。ただ、PK戦ではキックを成功させることができず。

冨安健洋(背番号16)
クロアチア代表戦:フル出場
評価:B

 今大会初スタメンの難しさはあっただろう。失点にこそ繋がらなかったが、細かなミスがちらほら見受けられ、ボールを持った際の判断力の遅さも気になった。ベストパフォーマンスでなかったことは確かだ。しかし、随所でさすがの守備対応を見せ、チームをピンチから救い出すこともあったのは事実。怪我明け1発目で120分間プレーし、この内容なら十分か。

谷口彰悟(背番号3)
クロアチア代表戦:フル出場
評価:B

 板倉滉が出場停止という中で2試合連続のスタメン出場。スペイン代表戦同様、ポジショニングや判断を誤ることなく、最後まで相手から自由を奪うなど安定した守備で最終ラインを引き締めた。また、ボールの扱いも巧みで、ボランチを飛ばした縦パスを差し込むなど、ビルドアップの貢献度も非常に高かった。さらに評価を伸ばしたと言ってもいいのではないだろうか。

酒井宏樹(背番号19)
クロアチア代表戦:74分 IN
評価:B

 ボルナ・バリシッチとの空中戦にことごとく勝利。ファウルを多く取られたのは不運だったが、負傷明け1発目とは思えないほどパワフルだった。相手に押し込まれる時間帯でも、自身の受け持つ右サイドをそう簡単にはやらせず。2点目の阻止に動いた森保一監督の期待に応えるだけの内容だったと言っていいだろう。

長友佑都(背番号5)
クロアチア代表戦:63分 OUT
評価:B

 味方との呼吸が合わなかったり、可能性の低いクロスを上げたりと、攻撃面でのクオリティーはお世辞にも高いとは言えなかった。しかし、肝心の守備で問題になるようなプレーはなく、マッチアップしたアンドレイ・クラマリッチに決定的な仕事を与えることがなかった。評価は非常に難しいのだが、良くも悪くも及第点といったところだろうか。

山根視来(背番号2)
板倉滉(背番号4)
伊藤洋輝(背番号26)
クロアチア代表戦:出場なし
評価:なし

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