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サッカー日本代表、クロアチア戦全選手パフォーマンス査定。ベスト8に届かず…。最低なのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

MF


【写真:田中伸弥】


遠藤航(背番号6)
クロアチア代表戦:フル出場
評価:A

 120分間に渡って運動量を落とすことなく、高いパフォーマンスを維持し続けた。セカンドボールへの反応の速さ、寄せの激しさをタフなクロアチア代表相手にも証明し、最終ラインを何度かサポート。攻撃に転じれば積極的に縦パスを狙い、機を見た前線への飛び出しから惜しいミドルシュートを放つこともあった。攻守におけるその献身性は、間違いなくMOM級だ。

守田英正(背番号13)
クロアチア代表戦:105分 OUT
評価:B

 少し不安になるようなミスが全くなかったわけではないが、コスタリカ代表戦とスペイン代表戦に比べれば上々のパフォーマンス。あらゆるエリアに顔を出して味方をサポートし、相手のプレッシャーを受ける中パスを捌き続けて攻撃のリズムを作り出していた。また、遠藤航と並びトップタイとなるこぼれ球奪取「7回」を記録と、守備でも随所で効果的なプレーを見せた。

鎌田大地(背番号15)
クロアチア代表戦:74分 OUT
評価:B

 グループリーグの3試合よりも良い形でボールを受ける回数が増え、消えている時間帯は少なかった。前半の終盤には、決めきれなかったものの、巧みなテクニックからビッグチャンスも作り出していた。しかし、やはり悔やまれるのは55分の失点シーン。相手選手への寄せがあまりに甘く、簡単にクロスを上げさせてしまったのはいただけない。C評価ギリギリのB評価だ。

田中碧(背番号17)
クロアチア代表戦:105分 IN
評価:C

 延長後半よりピッチに登場。残り時間や試合展開的にゲームに入り切るのは難しく、無難なプレーに終始した印象で、攻守ともに何かをもたらすには至らなかった。

南野拓実(背番号10)
クロアチア代表戦:86分 IN
評価:C

 日本代表の10番は86分より出場。ボールホルダーへのプレッシャーを継続して行うなど守備面での頑張りはあったものの、肝心の攻撃面では十分な働きを見せられず。ドリブルやシュートで違いを生むどころか、周囲との連係ミスを露呈するだけとあまりに存在感が薄かった。PK戦では勇気を持って1人目に名乗り出るも、ここでも仕事を果たすことができなかった。

柴崎岳(背番号7)
クロアチア代表戦:出場なし
評価:なし

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