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クロアチア代表、サッカー日本代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。前回準優勝の猛者

MF


【写真:Getty Images】


マルセロ・ブロゾビッチ(背番号11)
生年月日:1992年11月16日(30歳)
所属クラブ:インテル/イタリア
今大会成績:3試合0得点0アシスト

 最強の中盤トライアングルの一角を担うマルセロ・ブロゾビッチは、セリエA屈指の守備的MFとしても名を馳せる。ワールドカップはこれが3度目、準優勝した前回大会でも主力としてプレーしていた。今年9月にハムストリングを痛めたが、11月に戦列に復帰して大会に間に合わせた。

 コーラと煙草を愛すジャンキーな一面もあるが、試合では平気で13km以上走ってしまう想像を超える身体の持ち主だ。スタートポジションはルカ・モドリッチとマテオ・コバチッチの背後(アンカー)だが、状況次第で3人は柔軟にポジショニングを変えており、ブロゾビッチがアタッキングサードに侵入して強烈なミドルシュートを放つこともある。

ルカ・モドリッチ(背番号10)
生年月日:1985年9月9日(37歳)
所属クラブ:レアル・マドリード/スペイン
今大会成績:3試合0得点0アシスト

 説明不要のスーパースターだ。レアル・マドリードをUEFAチャンピオンズリーグ制覇に5度、前回大会ではクロアチア代表を史上初の決勝進出に導いた背番号10である。37歳となった今もその技術、体力、知性は全盛期の頃のままだ。2006年の前回対戦を唯一知るメンバーで、日本代表戦には試合終盤から出場していた。

 マテオ・コバチッチ、マルセロ・ブロゾビッチとは長年にわたってクロアチア代表でプレーしてきており、言葉を介さずとも適切なバランスを保つことができる。ピッチの至る所に顔を出してボールに絡み、チャンスと見るやゴール前に侵入してフィニッシュにも絡む。

マテオ・コバチッチ(背番号8)
生年月日:1994年5月6日(28歳)
所属クラブ:チェルシー/イングランド
今大会成績:3試合0得点0アシスト

 オーストリア生まれ、ディナモ・ザグレブ出身のマテオ・コバチッチは、18歳で代表デビューを果たし、28歳にしてこれが3度目のワールドカップとなる。前回大会では絶対的な主力ではなかったが、チェルシーでの欧州制覇など実績を積み、その後は不動の地位を築いている。

 ルカ・モドリッチとともにパスを散らし、機を見てドリブルで相手の守備ブロックを切り裂く。日本代表が少しでも隙を見せると、コバチッチのドリブルと鋭いパスで致命傷を負うことになる。

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