CB:冨安健洋(アーセナル/イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月5日
日本代表通算成績:31試合1得点
3バックの一角は冨安健洋で間違いないだろう。カタールワールドカップ前に右太ももを負傷した同選手は、グループリーグ初戦のドイツ代表戦で怪我が再発。コスタリカ代表戦はベンチから試合を眺めたが、先日行われたスペイン代表戦で復帰している。
スペイン代表戦は20分程度の出場に留まったが、75分にディフェンスラインの背後へ走り出したジョルディ・アルバに完璧な対応を見せると、81分にはペナルティーエリア深くまで侵入したアンス・ファティのクロスをカット。わずかな時間で存在感を発揮し、相手の攻撃をほぼ完璧に抑え込んだ。この男は絶対に欠かせない。
CB:吉田麻也(シャルケ/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年8月24日
日本代表通算成績:125試合12得点
サッカー日本代表を支える大黒柱、吉田麻也は間違いなく先発出場するだろう。グループリーグ全試合にフル出場しているため疲労感はかなりあるはずだが、キャプテンはチームに欠かすことが出来ない。
コスタリカ代表戦こそ軽率なミスで失点に関与してしまったが、ドイツ代表戦とスペイン代表戦では日本代表の守備を統率。強敵を最小得点に抑え、劇的な勝利に貢献している。先制点を許しても崩れなかったのは、精神的支柱でもあるこの男の存在が大きいだろう。
CB:谷口彰悟(川崎フロンターレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年7月15日
日本代表通算成績:15試合0得点
グループリーグ突破の立役者の1人である板倉滉は、累積警告によりクロアチア代表戦は欠場となる。そのため、谷口彰悟が代役を務めることになるだろう。
スペイン代表戦でスタメンに抜擢された谷口は、カタールワールドカップ初出場にも関わらず安定感抜群のパフォーマンスを披露。ゴール前での体を張った守備に留まらず、ガビへ積極的にプレスをかけて攻撃の起点を潰していた。クロアチア代表戦でも同様の活躍が出来れば、板倉不在でも問題はないだろう。