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【写真:Getty Images】
マーカス・ラッシュフォード(イングランド代表)
生年月日:1997年10月31日(25歳)
大会通算成績:3試合3得点0アシスト
チーム成績:勝ち点7(2勝1分0敗)
慢性的な得点力不足に悩まされているイングランド代表は、2節のアメリカ戦ではスコアレスドローに終わった。批判が集まる中迎えたウェールズ戦だったが、マーカス・ラッシュフォードが見事2ゴールを決めて、3-0で勝利している。
特に先制点となったFKではクラブチームでも見せないような、強烈なシュートを直接決めてサッカーファンを驚かせた。ここ数シーズン怪我等もあり、成績が振るわず、不調に陥っていたラッシュフォードだが、今季は復調傾向にあり、イングランド代表でも欠かせない存在になりそうだ。
イルビング・ロサーノ(メキシコ代表)
生年月日:1995年7月30日(27歳)
大会通算成績:3試合0得点0アシスト
チーム成績:勝ち点4(1勝1分1敗)
これまでのイルビング・ロサーノはエースとして、メキシコ代表の7大会連続決勝トーナメント進出を後押ししてきた。今大会2節でアルゼンチンに敗れたことが響き、最終戦のサウジアラビア戦に勝利したものの、その記録自体はとうとう途絶えてしまった。しかしエースの活躍が霞むわけではない。
ナポリに所属するアタッカーは、ドリブル突破や精度の高いスルーパスなどでチャンスメイク6回を記録。ゴール、アシストと明確な結果を残すことは出来なかったが、この数字はエースとしての活躍としては十分だろう。
カイ・ハフェルツ(ドイツ代表)
生年月日:1999年6月11日(23歳)
大会通算成績:2試合2得点0アシスト
チーム成績:勝ち点4(1勝1分1敗)
ドイツ代表は、第1節で日本代表にまさかの敗戦。そして第2節でスペイン代表に引き分けた。崖っぷちに追い込まれていた中での第3節コスタリカ戦。カイ・ハフェルツは、2ゴールを決めて勝利に大きく貢献した。
ドイツ代表は、ここまでの2試合チャンスを決めきれなかった印象があったが、この試合のハフェルツは違った。スタメンでこそなかったが、後半からプレーするとタイミングの良いランニングでボックス内に入り込み、いとも簡単に2ゴールを奪ってみせた。一年前のチャンピオンズリーグ決勝でも得点を決めており、大舞台に強い選手でもあることを再び証明した。最終的にチームが決勝トーナメントに進出できなかったのは、残念な結果だろうが…。