MF:堂安律(フライブルク/背番号8)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年6月16
代表通算成績:32試合5得点4アシスト
今大会成績:3試合2得点0アシスト
サッカー日本代表を決勝トーナメント進出に導いた1番の立役者は、堂安律で間違いない。この男がいなければドイツ代表とスペイン代表に勝利することは出来なかった。カタールワールドカップで今1番持っている男と言っても過言ではないだろう。
初戦のドイツ代表戦では1点ビハインドの71分に途中出場。浅野拓磨がゴール前に走り込んで行くのを見ると堂安は後方の空いたスペースに入り、マヌエル・ノイアーが弾いたボールを押し込んで同点弾を決めてみせた。
先日行われたスペイン代表戦では後半頭から途中出場すると、ペナルティーエリア右手前から強烈なミドルシュート。初戦のドイツ代表戦に続きピッチに入った直後に同点弾を決めている。さらに、田中碧の逆転弾も堂安のクロスから生まれている。日本の劇的な逆転劇を呼び寄せたこの男は、その左足でジンクスを打ち破ってみせた。
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