2位:ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル代表/マンチェスター・ユナイテッド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年9月8日
市場価値:7500万ユーロ(約90億円)
22/23リーグ戦成績:13試合2得点1アシスト
ポルトガル代表通算成績:49試合11得点8アシスト
ウディネーゼやサンプドリアといったイタリアの中堅クラブでの経験を経て、2017年夏に約5年ぶりに逆輸入という形でスポルティングCPに加入。18/19シーズンには公式戦53試合で32得点18アシストとストライカー並みの結果を残し、一躍世界中に自身の名を広めた。2020年冬に渡ったマンチェスター・ユナイテッドでは低迷気味だったチームを復活させる活躍を見せ、現在も尚、主力として攻撃陣を牽引している。
様々な分野において高いスキルを持つブルーノ・フェルナンデスだが、特筆すべきは「IQ」の高さ。素早い状況判断と視野の広さを駆使したチャンスメイク能力は世界トップレベルを誇り、誰もが予期せぬ意外性のある「パス」で味方のゴールをお膳立てする。味方の動き出しにピンポイントで合わせるキック精度で同選手の右に出る者はそう多くない。
アシストを量産すること自体凄まじいことなのだが、同選手は自ら得点を奪う「攻撃力」も備えている。エリア外からの強烈なミドルシュートやFKから狙いすまされたシュートなど、得点パターンは多種多様。ユナイテッド加入後から現在に至るまで公式戦146試合で53得点を記録するなど、実績も十分だ。