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堂安律と田中碧がゴール
【日本 2-1 スペイン FIFAワールドカップカタール・グループE最終節】
サッカー日本代表は現地時間1日、FIFAワールドカップカタール・グループE最終節でスペイン代表と対戦した。試合は2-1で日本代表が勝利を収め、グループステージ首位通過が決まった。
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勝てば他会場の結果に関係なくグループステージ突破という日本代表は、冨安健洋や酒井宏樹が間に合わず、板倉滉、吉田麻也、谷口彰悟の3バックで入った。ただ、実際には伊東純也と長友佑都が最終ラインに加わり、5バックを形成。5-4-1のシステムでスペイン代表の猛攻に耐える狙いで入った。
しかし、押し込まれた日本代表は11分にアルバロ・モラタのゴールで先制を許すと、その後もスペイン代表に攻め込まれる厳しい展開。前半はほとんど良い場面をつくれず、1点ビハインドで折り返した。
ただ、ドイツ代表戦も後半からだった。ハーフタイムで長友佑都と久保建英が下がり、堂安律と三笘薫が投入されると、後半立ち上がりに一気に攻め立てる。
48分、伊東の守備からボールを受けた堂安が左足のシュートを突き刺して追いつくと、雰囲気が一変。続く51分には、堂安が右サイドからクロスを入れてファーサイドで三笘が折り返すと、田中碧が押し込んで逆転した。三笘が折り返す際にゴールラインを割っていたのではないかということで映像での確認が行われたが、ギリギリで残っていたというジャッジ。得点が認められた。
これで焦りだしたのはスペイン代表。次々と交代カードを切って攻撃に転じる。同時刻の他会場ではコスタリカ代表がドイツ代表相手に逆転に成功した時間もあり、グループ内の状況が目まぐるしく変わった。
試合は再びスペイン代表が押し込んで日本代表が守るという構図。それでも日本代表は集中した守備が続き、スペイン代表に同点弾を許さない。
結局、試合は2-1で終了。日本代表が首位でグループステージを突破した。
【得点者】
11分 0-1 アルバロ・モラタ(スペイン代表)
48分 1-1 堂安律(日本代表)
51分 2-1 田中碧(日本代表)
【了】