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スペイン代表監督は何者!?
サッカー日本代表は1日、カタールワールドカップのグループステージ最終戦でスペイン代表と対戦する。
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FIFAランキングで7位につけるスペイン代表を率いるのは、ルイス・エンリケ監督だ。現役時代はレアル・マドリードとバルセロナの両クラブでラ・リーガ優勝を経験。スペイン代表として1994年フランス大会、1998年フランス大会、2002年日韓大会とワールドカップに3度出場した実績を持つ。
現役引退後はサーフィンやマラソン、トライアスロンなどに取り組み、2008年から本格的に監督としてのキャリアを歩み始めた。バルセロナBの指揮を皮切りに、ローマやセルタで監督を務めたのち、2014年夏から2017年夏までバルセロナのトップチーム監督としてリーグ戦優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝1回など数々のタイトルを獲得した。
スペイン代表監督に就任したのは2018年7月のこと。就任から約1年後の2019年6月に「個人的な理由」で一度辞任したが、同年11月に復帰した。以降はチームを離れることなく指揮を執り続けている。
代表監督の座から離れている間に娘のシャナさんを骨肉腫により亡くしている。最愛の娘を失った悲しみを乗り越えて、スペイン代表を12大会連続16回目のワールドカップ出場に導いた。
スペイン代表ではMFペドリやMFガビ、FWアニス・ファティなどを10代のうちに抜てきして大きな成長のきっかけを与え、チームの世代交代を積極的に推し進めてきた。初めて監督として臨むワールドカップで目指すのは当然「優勝」であり、「我々は7試合戦うためにここへ来た。一番になりたいし、そのためには強者たちを打ち負かしていかなければならない」と鼻息は荒い。
最近は動画プラットフォーム「Twitch」でトーク配信を始めて話題になった。日本代表戦の前日記者会見では、記者たちとほとんど切れ間のない活発な質疑応答を披露し、20分以上にわたってマシンガントークを繰り広げた。
ワールドカップ期間中にもかかわらずほぼ毎日、1時間以上の生配信を行なっており、もともと有名だったトークスキルがさらに磨かれている様子。日本代表との対戦が終わった後に、記者会見や自身のチャンネルでどんなことを語るかにも注目だ。
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