RSB:山根視来(川崎フロンターレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年12月22日
日本代表通算成績:16試合2得点
ドイツ代表戦で左太もも裏を負傷した酒井宏樹は、コスタリカ代表でベンチ入りしたが出場機会はなし。同試合後も別メニュー調整が続いているため、おそらくスペイン代表戦も欠場することになる。そのため、右サイドバックではコスタリカ代表戦同様に山根視来が先発をするのではないだろうか。
同試合ではなかなか攻撃参加する機会がなかったが、前線へ効果的な斜めのパスを通すなど随所でらしいプレーを発揮していた。守備面はやや不安が残るが、得点が必要な試合ではこの男の攻撃参加や鋭いパスが必要になってくるだろう。
CB:板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年1月27日
日本代表通算成績:15試合1得点
右センターバックは板倉滉だろう。ドイツ代表戦に続きコスタリカ代表戦でもフル出場しているためかなりの疲労があるはずだが、安定感抜群の活躍をみせるこの男は欠かせない。
前節は空中戦で少し苦労する場面が見られたが、地上戦ではここまでほとんどミスを犯していない。球際で常に強さを見せ、日本代表の守備の要となっている。体力的にはかなり厳しいかもしれないが、ドイツ代表戦のような好パフォーマンスでスペイン代表の攻撃を封殺する活躍を期待したい。
CB:冨安健洋(アーセナル/イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月5日
日本代表通算成績:30試合1得点
板倉滉とコンビを組むのは、冨安健洋になるのではないだろうか。右太もも裏の違和感によりコスタリカ代表戦に出場することはなかったが、29日のトレーニングでは全体練習に合流している。
スペイン代表戦2日前の合流となったが、前節軽率なミスで失点に関与した吉田麻也ではやはり不安が残る。またスペイン代表の前線はかなり機動力が高く、積極的にディフェンスラインの背後を狙ってくるため、吉田より冨安の方が適任だ。怪我の再発は怖いが、果たして万全の状態で大一番に臨めるか。
LSB:長友佑都(FC東京)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年9月12日
日本代表通算成績:140試合4得点
左サイドバックは長友佑都を予想する。同選手は2試合続けて先発出場するも、どちらも途中交代。プレー時間はそこまで多くないため、余力は十分なはずだ。
スペイン代表の右サイドには、フェラン・トーレスやダニエル・カルバハルといったスピードのある選手が揃っている。また、途中から出てくるニコ・ウィリアムズも果敢にドリブルを仕掛けてくるため、左サイドバックは対人守備と機動力で伊藤洋輝に勝る長友の方が適任だろう。大一番で力を発揮するこのベテランDFに期待したい。