9位:ペドリ(スペイン代表/バルセロナ)
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年11月25日
市場価値:1億ユーロ(約120億円)
22/23リーグ戦成績:14試合3得点0アシスト
スペイン代表通算成績:16試合0得点1アシスト
東京五輪でも日本と対戦したスペインの至宝、ペドリが9位で登場した。16歳にしてラス・パルマスでプロデビューすると、2020年夏にバルセロナへ加入。ロナルド・クーマン監督の下で瞬く間に不動の存在となり、一気に世界トップレベルの選手へと駆け上がっていった。
アンドレス・イニエスタの後継者とも言われるペドリのプレースタイルは、同レジェンドと瓜二つ。「88」を記録する圧倒的な「テクニック」を活かした「ドリブル」で相手を華麗にかわし、針の穴を通す正確無比な「パス」で試合をコントロールする。またチャンスには果敢にゴール前に顔を出してゴールを狙うなど、攻撃面においてペドリはバルサとスペイン代表の両チームで欠かせない存在だ。
ペドリはプロデビュー後すぐに世界トッププレーヤー達と肩を並べたが、ここまでの活躍が出来ているのは実力と何にも臆さない「メンタル」を持ち合わせているからだろう。バルサでもスペイン代表でもかなりのプレッシャーを受けているはずだが、プレーにほどんど波が無く、周囲の期待に答え続けている。このまま順調に成長すれば、世界最高の選手になる日も遠くはないだろう。