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能力を数値化! スペイン代表最強の10人。サッカー日本代表の脅威となる猛者【カタールW杯】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:ダニエル・カルバハル(レアル・マドリード)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年1月11日
市場価値:1800万ユーロ(約21.6億円)
22/23リーグ戦成績:12試合0得点1アシスト
代表通算成績:32試合0得点4アシスト

 レアル・マドリードで不動の地位を築き、数えきれないほどのタイトル獲得に貢献してきた世界最高峰の右サイドバックだ。丁寧かつテンポの良い「パス」でボールを前進させることができ、プレスにハマりかけても「ドリブル」や小回りの効いたターンでそれをうまくいなすなど、ビルドアップ能力はSBとして世界トップクラス。味方にスペースと時間を与えるランニングも素晴らしい。

「守備力」も申し分ない。1対1では簡単に足を出すことなく、相手と絶妙な距離を保ちながらここぞという場面でバシッと勝負できる。無尽蔵のスタミナを搭載しているため、90分間に渡ってハードワークすることもできれば、センターバックや中盤のカバーリングでも存在感を発揮する。もちろんやられてしまう時もあるが、致命的な穴になることはかなり少ない。

 飛び抜けた武器はないかもしれないが、攻守のバランスという意味では、SBの中で1位と言ってもいいだろう。しかし、唯一とも言える弱点が怪我の多さ。2014年にスペイン代表デビューを果たし、現在に至るまで呼ばれ続けていながらも、ここまでの出場が32試合とあまり伸びておらず、国際大会での経験もそれほど豊富ではないのは、それが大きな原因となっている。

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