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能力を数値化! スペイン代表最強の10人。サッカー日本代表の脅威となる猛者【カタールW杯】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド)


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年5月27日
市場価値:3800万ユーロ(約45.6億円)
22/23リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト
代表通算成績:18試合1得点0アシスト

 フランスとスペインの二重国籍を持っていて、ユースの各年代ではフランス代表としてのプレーを続けてきた。しかし、A代表では選出された経験こそあるもののピッチに立ったことは一度もなく、2021年にスペイン国籍を取得。EURO2020(欧州選手権)直前にデビューを果たすと、本大会ではレギュラーとして奮闘し、以降もその座を明け渡さずにいる。

 ビルドアップ能力は世界トップクラス。マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督から評価された事実が何よりの証だ。単に「パス」の精度が高いだけでなく、視野が広く、判断力も良いため誤った場所にボールをつけることがほとんどない。とくに、局面を一気に変えるような対角線上のロングフィードは、もはや芸術作品と言ってもいいレベルだ。

 身長189cmと大柄だが、「フィジカル」が圧倒的とは言えない。「スピード」も凡庸で、とくに釣り出された際の1対1には若干の不安を残している。しかし、ポジショニングミスを犯さず、先読みした対応もできるなど、クレバーなディフェンスでその弱点をうまくカバーしている。日本代表含め、多くのチームがこのレフティーを攻略することに苦労するかもしれない。

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