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能力を数値化! スペイン代表最強の10人。サッカー日本代表の脅威となる猛者【カタールW杯】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:フェラン・トーレス(バルセロナ)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年2月29日
市場価値:3500万ユーロ(約42億円)
22/23リーグ戦成績:13試合2得点0アシスト
代表通算成績:33試合15得点2アシスト

 名門バレンシアで才能を開花させた選手の1人で、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグでのプレーも経験。現在はバルセロナでそのスキルに更に磨きをかけている。スペイン代表デビューは一昨年のことで、そこから主力に定着するまでそう多くの時間はかからず。ここまで33試合に出場して15得点をマークと、ハイペースで結果を残している。

 サイドを主戦場とする選手で、足も決して遅くないが、個での打開力はそこまで際立っていない。どちらかというと相手DFを困惑させるような抜群のポジショニングや動き出しなど、“頭”で勝負できるタイプと言える。「ドリブル」よりも「IQ」の方が高い数値となったことからもそれは明らかで、そのセンスに関しては間違いなく世界トップクラスだろう。

 シュートセンスも決して悪くなく、極めて難しいシュートをズバッと決めることも多々ある。しかし、決まらない時は、どんなに絶好なシチュエーションでもとにかく決まらない。技術面に疑いの余地はないので、このあたりは「メンタル」面が影響していると言えるかもしれない。まだ22歳と若いため、今後の成長に期待といったところだろう。

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