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アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(カメルーン代表)
生年月日:1995年11月16日(27歳)
大会通算成績:2試合0得点0アシスト
チーム成績:勝ち点1(1分1敗)
アンギサはセリエA首位を走るナポリで印象的なプレーを披露している。カメルーン代表でも中盤の絶対軸として期待されており、確実に勝利が求められる第2節のセルビア代表戦でも先発でピッチに送り出された。
しかし、効果的にボールに絡むことができず、守備でも得意のタックルやインターセプトはほぼ見られず。カメルーン代表自体にそもそもチームとしての約束事が希薄だった影響もあり、問題を解決できないまま時間を過ごしてしまった。結局、カメルーン代表は3-3で勝ち点1を手にし、最終戦に望みを繋げたが、アンギサが機能していれば失点はより小さい数字だったかもしれない。
アーロン・ラムジー(ウェールズ代表)
生年月日:1990年12月26日(31歳)
大会通算成績:2試合0得点0アシスト
チーム成績:勝ち点1(1分1敗)
ガレス・ベイルとラムジーの黄金コンビはいつだってウェールズ代表の危機を救ってきたが、第2節のイラン代表戦ではそうはならなかった。この試合のウェールズ代表は終始ボールを繋げず、ボール保持からいい形で攻撃したシーンはわずかだった。
その中でラムジーは中途半端な立ち位置を取り続け、かつてのようなアグレッシブなプレーを見せられなかった。もちろんラムジーにかかる負担の大きさは承知しており、全てが彼の責任ではない。だがラムジーのコンディションがもう少し良ければ、チームが回っていた場面も少なくないのは事実だ。
チョン・ウヨン(韓国代表)
生年月日:1999年9月20日(23歳)
大会通算成績:1試合0得点0アシスト
チーム成績:勝ち点1(1分1敗)
韓国代表は第2節でガーナ代表と激闘を繰り広げた。1度は2点をリードされるが、そこから2-2にまで追いつく。最終的にはゴールを許して3-2で敗れてしまったが、白熱したインテンシティの高い試合だった。
背番号25をつけるチョン・ウヨンはこの試合のインテンシティに圧倒されてしまい、何もできなかった。所属しているフライブルクでも強気な仕掛けを武器とする一方でボールロストが多い傾向にあったが、この試合ではあまりにも簡単にボールを失いすぎた。最終的にハーフタイムでの交代を告げられてしまい、せっかく掴んだスタメンのチャンスをふいにしてしまった。