MF
カゼミーロ(ブラジル代表)
生年月日:1992年2月23日(30歳)
大会通算成績:2試合1得点0アシスト
チーム成績:勝ち点6(2勝)
カゼミーロは、第2節のスイス代表戦でもいつも通りブラジル代表の中盤に君臨し、バイタルエリアを封鎖してみせた。その結果、スイス代表は攻撃において中央のスペースを使うことができず、いい形でシュートまでたどり着くことはできなかった。
それに加えて、83分にはFWロドリゴからのパスを受け、狙い済ましたシュートを決めてチームに決勝ゴールをもたらした。得点という直接的な数字でもチームの勝利に貢献している。
ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル代表)
生年月日:1994年9月8日(28歳)
大会通算成績:2試合2得点2アシスト
チーム成績:勝ち点6(2勝)
第1節のガーナ代表戦では2アシストを記録したブルーノ・フェルナンデスが第2節では自ら2得点をあげる大活躍を見せた。54分にはボックス近辺で前を向くと、抜け出しているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対して山なりのクロス。これにロナウドが触らず、ボールがそのままゴールインして先制ゴールとなった。
後半アディショナルタイムには味方の獲得したPKを冷静に沈めて2点目を記録した。昨年のユーロ(欧州選手権)では消化不良の結果に終わったが、今大会ではチームの2連勝の立役者となっている。
モハメド・クドゥス(ガーナ代表)
生年月日:2000年8月2日(22歳)
大会通算成績:2試合2得点0アシスト
チーム成績:勝ち点6(1勝1敗)
ビッグクラブが動向を注視していると言われるガーナ代表の逸材クドゥスが第2節で魅せた。34分に2-0にリードを広げる豪快なヘディングゴールを決めると、2-2に追いつかれた直後の68分にはフリーの状態で冷静にボールを流し込み、決勝ゴールを記録した。
得点以外のシーンではチームに時間を作るボールキープや局面を打開する正確なパスで攻撃のタクトを振るっており、大会終了後のステップアップをより現実的なものにする試合になったと言える。