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カタールW杯最高のボランチは誰だ? サッカー選手守備的MF能力値ランキング1~10位

シリーズ:カタールW杯戦力値ランキング text by photo by Getty Images

8位:ザンボ・アンギサ(カメルーン代表/ナポリ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年11月16日
市場価値:3800万ユーロ(約45.6億円)
22/23リーグ戦成績:13試合2得点3アシスト
代表通算成績:44試合5得点2アシスト

 ザンボ・アンギサはカメルーン代表、そして今季のセリエAを無敗で走る首位ナポリの中盤の要だ。フラムでの1年目こそ活躍できなかったが、ビジャレアルやローン移籍から復帰後のフラムでは実力を証明しており、昨夏に加入したナポリでその評価をさらに高めている。

 アフリカ人特有の身体能力が持ち味のアンギサは、「スピード」を活かした詰めの早さであっという間にボールホルダーに身体を寄せ、「フィジカル」の強さとタックル技術の高さでボールを奪い切る。相手選手からすると変に中盤でボールを持ちすぎると、アンギサの餌食になってしまう可能性が高い。

 アンギサはボールを奪ってからも魅力的な選手であり、「82」の「テクニック」と「81」のドリブルは守備的MFの中ではトップクラスに高い能力値である。この能力を活かした抜群のキープ力と推進力のある「ドリブル」、そして繋ぎの意識の高さでカウンターの起点になることも多く、チャンスにも絡める。全項目で「70」超えの選手はアンギサとオーレリアン・チュアメニしかおらず、攻守両面で総合力の高い選手と言えるだろう。

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