FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース
セルビアは一時3-1とリードするも…
FIFAワールドカップカタール2022、グループリーグG第2節のカメルーン代表対セルビア代表が現地時間28日に行われた。
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共に初戦を落とした中で迎えたこの一戦。最初にビッグチャンスを迎えたのはセルビア代表だった。11分、アレクサンダル・ミトロビッチが味方とのワンツーからボックス内に侵入すると、深い切り返しでDFをかわし、最後は左足でポスト直撃のシュートを放った。
さらにセルビア代表は17分にも決定機を迎える。ゴール前で混戦になると、ボールはボックス内でフリーとなっていたミトロビッチの元へ。同選手は思い切りよくシュートを放ったが、惜しくもゴール左に外れた。
押し込まれていたカメルーン代表だったが、29分に先制する。コーナーキックのチャンスを得ると、ピエール・クンデが放ったボールをニアサイドでニコラ・ヌクルがフリック。これに反応したジャン=シャルル・カステレットが冷静に押し込んだ。
しかし、セルビア代表がすぐにスコアをひっくり返す。46分にフリーキックからストラヒニャ・パヴロビッチが頭でゴールネットを揺らすと、その2分後にセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが左足のシュートをゴール右下隅へと突き刺した。
これ以上点を与えたくないカメルーン代表だったが、53分に痛恨の3失点目を喫する。自陣で不用意なボールロストをしショートカウンターを浴びると、最後は華麗なパスワークからミトロビッチにゴールネットを揺らされてしまった。
このまま敗戦濃厚と思われたカメルーン代表だったが、ここから怒涛の反撃に出る。63分に一瞬の隙をついてヴァンサン・アブバカルが得点すると、その3分後にエリック・マキシム・シュポ=モティングが得点。劣勢な状況から一気にスコアを振り出しに戻した。
その後はお互いにチャンスを作るもゴールは生まれず。勝ち点1ずつを分け合う形となった。
【試合結果】
29分 1-0 ジャン=シャルル・カステレット(カメルーン)
45+1分 1-1 ストラヒニャ・パブロビッチ(セルビア)
45+3分 1-2 セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(セルビア)
53分 1-3 アレクサンダル・ミトロビッチ(セルビア)
63分 2-3 ヴァンサン・アブバカル(カメルーン)
66分 3-3 エリック・マキシム・シュポ=モティング(カメルーン)
【了】