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【採点】スペイン代表対ドイツ代表。評価分かれる激闘…。サッカー日本代表が警戒すべきは…

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

現地時間27日、FIFAワールドカップカタール2022・グループE第2節で、スペイン代表とドイツ代表が対戦した。結果は1-1の引き分けに終わっている。この試合で両チームのパフォーマンスはどうだったのだろうか。フットボールチャンネルでは、スペイン代表対ドイツ代表に出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、監督のパフォーマンスを採点する。(10点満点、平均は6点)。


ドイツ代表


ドイツ代表

【先発メンバー】

GK:マヌエル・ノイアー 5.5
試合の序盤にダニ・オルモの強烈なシュートをセーブするなど見せ場もあったが、この試合ではビルドアップのキックの精度が低く、ボールを失う場面が見られた。

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DF:ティロ・ケーラー 6.5
前半は相手に押し込まれる中、粘り強く対応していた。後半は前線のプレッシャーに連動して守備を行い、両チームで最も多く6回のタックルを成功させた。

DF:ニクラス・ジューレ 6.0
相手に押し込まれる中でも大きなチャンスを作らせなかったが、失点の場面では、集中力を欠いて背後にいたモラタに前に入られてしまった。

DF:アントニオ・リュディガー 6.0
この試合でも高い身体能力を生かしての守備を見せていた。試合序盤にはセットプレーからゴールを決めたと思われたが、オフサイドのため幻のゴールに。

DF:ダヴィド・ラウム 6.5
リュディガーとともに的確な守備を行い、左サイドを安定させていた。前半はあまり前に出られなかったが、後半は前へ積極的に守備を行っていた。

MF:ヨシュア・キミッヒ 6.0
前半は相手に押し込まれたためほとんどボールに関与せず試合から消えていたが、後半は守備の強度を上げつつ攻撃でも高い位置で顔を出し、パスを受けられるようになった。

MF:レオン・ゴレツカ 6.0
前半はキミッヒと共に大人しかったが、後半は積極的に前から守備をすることによってスペインのビルドアップを阻害していた。試合終盤にはゲルマン魂を見せつける守備を披露。

MF:セルジュ・ニャブリ 5.5
右サイドでの先発であったが、効果的な働きができず。ザネが投入されてからは左サイドに回るも変わらず。

MF:イルカイ・ギュンドアン 6.0
ブスケツのマンマークをしていたが、前半はあまり効果的ではなかった。後半は守備のギアを上げたことで、ブスケツにビルドアップでの仕事をさせなかった。

MF:ジャマル・ムシアラ 7.0
試合を通して左サイドで積極的にドリブルを仕掛けて、相手を困惑させていた。同点ゴールの場面ではアシストを記録。

FW:トーマス・ミュラー 5.0
試合を通して、ほとんど何もすることができなかった。彼の能力を考えると物足りない。

【交代メンバー】

MF:レロイ・ザネ 6.0
ケガからの復帰後初の実戦となった。ドリブルを積極的に仕掛け、試合終盤には大きなチャンスが巡ってきたがゴールを演出できず。

FW:ニクラス・フュルクルク 6.5
後半からの途中投入でチームにとって大きな同点弾をゲット。嬉しい代表初ゴールはチームの危機を救った。

DF:ルーカス・クロスターマン 6.0
相手の左サイドを抑えることで、右サイドに安定をもたらした。

MF:ヨナス・ホフマン 出場時間が短く採点不可
短い時間であったが、特に何もできなかった。

DF:ニコ・シュロッタ―ベック 出場時間が短く採点不可
試合を締めるために投入され、同点のまま試合を終わらせた。

【監督】

ハンジ・フリック 6.0
負けたらグループステージ敗退の可能性が高くなる中で、前半は相手をリスペクトしすぎたためか押し込まれてしまう展開に。ハーフタイムで修正し、前線からの守備の強度を高めた。交代策も的中したことで同点に追いつき、決勝トーナメント進出へ望みを繋げた。

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