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英国人が見たサッカー日本代表対コスタリカ戦「無理。もう終わってる」「吉田麻也も伊藤洋輝も…」

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部

「ドーハの奇跡を無駄にした」



――最悪の結果です。0-1で試合が終わりました。

「ドーハの奇跡を無駄にしました」

――後半のコスタリカはシュート1本。ドイツ戦の日本代表と似ていますね。どこが良くなかったのでしょうか。

「すべてです。アイデアもないし、突破もない。チャンスもなかったし」

「コスタリカは3日前に0-7で敗れていたのに、その相手にあのパフォーマンスをするのはダメですね。相手は自信がない状況で試合に入ったはずなのに、日本代表はそれを全く活かせなかった」

――自滅に近い敗戦でした。

「森保監督はフォーメーションも選手も変えましたが、展開は全然良くならなかった。三笘以外に攻撃の起点となる選手がいなかったことは本当に、本当に残念です」

――切り替えなければいけませんね。

「それはそうですが、正直に言えば今はポジティブに考えられないですね。今日は本当に残念でした。繰り返しますが、ドーハの奇跡を無駄にした。今日はチャンスだったのに」

――ありがとうございました。次戦に期待しましょう……。

▽語り手:ショーン・キャロル

1985年イングランド生まれ。2009年に来日。『ニッポンとサッカー 英国人記者の取材録』『英国人から見た日本サッカー “摩訶不思議”ニッポンの蹴球文化』の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。

【了】

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