RSB:山根視来(川崎フロンターレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年12月22日
日本代表通算成績:15試合2得点
ドイツ代表戦に先発出場した酒井宏樹は、後半に途中交代。左太もも裏を負傷したため翌日はホテルで休養、25日は別メニュー調整となっている。コスタリカ代表戦にはおそらく間に合わないため、山根視来に出番が回ってくるだろう。
コスタリカ代表は自陣でブロックを敷いて耐える守備が基本となる。だが、サイドバックの選手は相手のサイドハーフに対して積極的にプレスを仕掛けるため、積極果敢な攻撃参加を見せる山根が背後を取ることが出来ればチャンスが生まれる。神出鬼没なこの男は、コスタリカ代表にとって厄介な存在となるだろう。
CB:谷口彰悟(川崎フロンターレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年7月15日
日本代表通算成績:14試合0得点
センターバックの一角は、谷口彰悟ではないだろうか。ドイツ代表戦に後半から出場した冨安健洋は、試合中に右太もも裏を気にする場面が見られ、25日のトレーニングは室内での別メニュー調整となったため、おそらくコスタリカ代表戦は欠場することになる。
板倉滉はコンディション面に問題はないが、ドイツ代表戦での消耗は計り知れない。第3節のスペイン代表戦を見据えるのであれば、ベンチスタートが濃厚だ。そのため、コスタリカ代表戦は前節出番がなかった谷口の先発を予想する。
CB:吉田麻也(シャルケ/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年8月24日
日本代表通算成績:122試合12得点
キャプテンの吉田麻也は間違いなく先発出場するだろう。ドイツ代表戦のパフォーマンスは良かったとは言い難いが、ワールドカップという大舞台では精神的支柱である吉田の存在は欠かせない。
コスタリカ代表は自陣で引いたブロックを敷いてくるため、崩し切れずに流れの中でなかなか得点が奪えない展開も想定しなければいけない。そうなれば、セットプレーがかなり重要になってくる。仮に無得点で試合終盤を迎えた際は、吉田を前線に上げたパワープレーも必要になってくるだろう。
LSB:伊藤洋輝(シュトゥットガルト/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年5月12日
日本代表通算成績:6試合0得点
左サイドバックは、ドイツ代表戦で出番がなかった伊藤洋輝の先発を予想する。同試合に57分まで出場した長友佑都は、第3節のスペイン代表戦を見据えてベンチスタートとなるだろう。
今回の日本代表メンバーの中で左サイドバックを主戦場とするのは36歳の長友佑都のみ。カタールワールドカップのグループリーグは中3日と過密日程で行われるため、長友だけに任せるのは無理がある。そのため、伊藤とローテーションを組むことになるのではないだろうか。