12位:堂安律(フライブルク/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年6月16日
市場価値:1200万ユーロ(約14.4億円)
22/23リーグ戦成績:15試合2得点3アシスト
代表通算成績:29試合3得点4アシスト
ロシアワールドカップ後に就任した森保一監督の元で日本代表デビューを果たし、その後しばらく南野拓実や中島翔哉とともに2列目の主力として奮闘を続けていた。ただ、2020年に入ってからは右サイドのファーストチョイスが伊東純也となり、自身は2番手という位置に。現在に至るまでその序列をひっくり返すことができていない。
堂安律は負けず嫌いな性格で、それはピッチ上のプレーにも現れている。ボールを持てば果敢に「ドリブル」で仕掛けていき、チャンスがあれば迷わずシュートを狙っていく。小柄ではあるが「フィジカル」はそこまで弱くなく、マッチアップするDFにしっかりと体をぶつけてボールをキープすることができる。相手からすると厄介な存在だろう。
また、守備への貢献度も高い。多少荒い部分はあるかもしれないが、懸命にボールホルダーへ寄せていき、奪えると見れば体を投げ出すことも厭わない。また、24歳と若いながら「メンタル」もしっかりしており、多少のことではブレないのも魅力。昨季レンタルバックしたPSVでの活躍、また新天地のフライブルクでの活躍は、その「メンタル」があってこその結果だろう。