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サッカー日本代表、ドイツ戦全選手パフォーマンス査定。歴史的勝利の主役たちの評価は?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

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【写真:Getty Images】


板倉滉(背番号4)
ドイツ代表戦:フル出場
評価:B

 前半はドイツ代表の攻めになんとか喰らいついていたという印象。相手の幻の2点目のシーンでは、こぼれ球に反応できず棒立ちになってしまった。後半は心配になるようなシーンはなく、ボックス内外で強さを発揮。83分には質の高いロングフィードから浅野拓磨の決勝ゴールをお膳立てし、最高の形で試合を終えた。

吉田麻也(背番号22)
ドイツ代表戦:フル出場
評価:B

 板倉滉とセンターバックコンビを形成。降伏するかのように簡単にディフェンスラインを下げてベタ引きした前半のラインコントロールは反省すべきだが、最後のところで体を張り、PK以外の失点を許さなかった。後半は3バックの中央で最終ラインを統率。キャプテンとして最後までチームメイトを鼓舞し続け、攻守に安定したプレーを維持したまま90分間を終えた。

酒井宏樹(背番号19)
ドイツ代表戦:フル出場
評価:B

 前半は何度も自身が受け持つ右サイドをやられてしまった。PK献上のシーンでは中央の選手に釣り出され、伊東純也と連係できないまま大外をポッカリと空けてしまっていた。それでもウィングバックへポジションを移した後半は、攻守において効果的なプレーを披露。終盤に足を引きずっていたのは少々気がかりだ。

冨安健洋(背番号16)
ドイツ代表戦:HT IN
評価:B

 負傷明け間もないということもありベンチスタートとなったが、後半頭より3バックの一角として出場。久々の公式戦だったが、試合勘の問題などを感じさせないプレーで、セカンドハーフの無失点に貢献している。終盤に倒れ込んでしまったのはかなり心配だが、やはりこの男は頼りになる。

長友佑都(背番号5)
ドイツ代表戦:57分 OUT
評価:B

 悪くはなかったが、効果的なプレーも少なかった印象。セルジュ・ニャブリがあまり縦へと仕掛けてこず、ドイツ代表の攻めも左サイドが基本だったので、1対1で粘り強さを発揮するシーンは限られていた。攻撃に参加する回数も限定的で、前田大然のヘディングにつながるクロスを上げたのが最大のハイライトだった。

谷口彰悟(背番号3)
山根視来(背番号2)
伊藤洋輝(背番号28)
ドイツ代表戦:出場なし
評価:なし

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