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サッカー日本代表、ドイツ戦全選手パフォーマンス査定。歴史的勝利の主役たちの評価は?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

MF


【写真:Getty Images】


南野拓実(背番号10)
ドイツ代表戦:75分 IN
評価:A

 ドイツ代表相手にペースを掴んでいた75分にピッチに入った。するとその直後、巧みなオフ・ザ・ボールから三笘薫のパスを引き出し、シュート性のクロスを送る。GKマヌエル・ノイアーがこれを弾き、こぼれ球を堂安律が押し込むなど、同点弾奪取のキッカケを作った。その後はあまり目立たなかったものの、十分な働き。

遠藤航(背番号6)
ドイツ代表戦:フル出場
評価:B

 脳震盪からの復帰戦でいきなりフル出場と、さすがのタフネスぶりを発揮した。前半は随所で対人守備の強さを証明したが、戦術的な問題が大きかったこともあり、中盤で食い止めきれないことも多くモヤモヤした内容だった。それでもチームとしての流れが良くなった後半は、安定したパフォーマンスを誇示。終盤まで運動量を落とさず、奇跡の逆転勝利に貢献した。

鎌田大地(背番号15)
ドイツ代表戦:フル出場
評価:B

 最悪の内容だった前半はあまりボールに触れられなかったが、守備では味方が限定したところに素早く反応し、タイミングよく足を出してカットするなど巧さを見せていた。後半はシャドーとボランチでプレー。ゴール前でクオリティーを発揮するようなプレーは最後まで限定されたものの、サポート役としては十分に役割を果たした。

田中碧(背番号17)
ドイツ代表戦:71分 OUT
評価:C

 良かった点は運動量豊富にピッチを動いたこと。全体的には物足りない内容で、ボールホルダーへの寄せやセカンドボールへの反応の遅れなどが気になった。フィジカル面の懸念もやはり解消はされず、簡単に剥がされて中盤をポッカリ空けてしまうことも見られた。このレベルの戦いでは、少し厳しいと言わざるを得ないか。

守田英正(背番号13)
柴崎岳(背番号7)
ドイツ代表戦:出場なし
評価:なし

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