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【ドイツ代表】カタールW杯戦力値ランキング。再生に成功も、解消されない課題とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

 4年に1度の祭典、FIFAワールドカップカタール2022が開幕した。初の中東開催となったカタールW杯で優勝に輝くのはどのチームなのか。これまでの戦いを分析した上で、今大会の出場メンバーを反映した戦力を、4項目(攻撃・守備・選手層・勝負強さ)に分類して数値化。ランキング形式で紹介する。(情報は11月20日時点)


ドイツ代表


【写真:Getty Images】

戦力値ランキング:6位
監督:ハンジ・フリック
予選成績:9勝0分1敗
FIFAランキング:11位
戦力値:86(攻撃20/守備22/選手層22/勝負強さ22)


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 前回大会ではまさかのグループステージ敗退、ユーロ2020(欧州選手権)でもラウンド16敗退と結果を残せなかったドイツ代表は、ハンジ・フリック監督の下で再生した。他の優勝候補たちに負けないタレントとコンセプトで、大会制覇を狙う。

 マヌエル・ノイアー、アントニオ・リュディガー、ヨシュア・キミッヒ、トーマス・ミュラーと、各ポジションに核となる選手がいる。強度の高いプレスで敵陣に押し込み、流動的なポジショニングで主導権を握る。戦術理解度とそれを遂行する能力の高い選手たちがドイツ代表の中心となっている。

 課題を挙げるならば得点力の部分になる。UEFAネーションズリーグでは6試合中4試合が1得点以下に終わり、わずか1勝に留まった。最終的にフリック監督は、カリム・アデイェミ、ユスファ・ムココといった将来性のある逸材と、代表初選出でW杯に臨むニクラス・フュルクルクの3人にそれを託すこととなった。

 得点力さえ解消すれば優勝候補となるのは間違いない。ただ、メキシコ代表に0-1で敗れて出鼻をくじかれた前回大会の苦い記憶もちらつく。初戦で対戦するのは日本代表。冨安健洋、遠藤航らアジア最高クラスの守備陣を擁する日本代表に苦戦するようだと、最悪の結果も覚悟しなければならない。

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【了】

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