イラン代表
戦力値ランキング:25位
監督:カルロス・ケイロス
予選成績:8勝1分1敗
FIFAランキング:20位
戦力値:64(攻撃16/守備16/選手層15/勝負強さ17)
イラン代表は2次予選で中東勢に苦戦したが、2020年2月に就任したドラガン・スコチッチ監督の下で立ち直った。しかし、ワールドカップ直前の9月、スコチッチの前任だったカルロス・ケイロスが驚きの再登板となり、69歳のポルトガル人指揮官の下でワールドカップを戦うこととなった。
このチームの顔は27歳となったサルダル・アズムンだが、10月にふくらはぎを痛めたことでどれだけプレーできるか分からない状況だ。ポルトに所属するメフディ・タレミへの負担も大きくなってくるだろう。アズムンが不在となると、攻撃力の低下は免れない。
高さのある前線へのロングボールを送り、セカンドボールを拾って攻撃に繋げたい。本大会ではボール非保持の時間が長くなることが予想されるため、4バックを中心としたディフェンス力も重要なファクターになる。ウェールズ代表、アメリカ合衆国代表との試合で勝ち点を取れれば、グループステージ突破の可能性が生まれる。
ワールドカップ初の中東開催が、イラン代表にとってプラスに働くことは間違いないだろう。6度目の挑戦で、初の決勝トーナメント進出を目指す。
【了】