メキシコ代表
戦力値ランキング:17位
監督:ヘラルド・マルティーノ
予選成績:8勝4分2敗
FIFAランキング:13位
戦力値:74(攻撃16/守備19/選手層18/勝負強さ21)
メキシコ代表はベスト16という結果が7大会続いている。グループステージ突破を評価できる一方で、ベスト8の壁に阻まれ続けていることも意味する。8年前に日本代表を下してパラグアイ代表をベスト8に導いたヘラルド・マルティーノ監督に、その命運は託された。
5大会連続出場のギジェルモ・オチョアは未だ健在で、アンドレス・グアルダード、エクトル・モレーノといったベテランもワールドカップメンバーに名を連ねた。そこに昨夏の東京五輪で銅メダルに輝いたメンバーが割って入る。エドソン・アルバレスやアレクシス・ベガといったあたりが今大会でも重要な存在となりそうだ。
メンバーの経験値を見れば、過去数大会に引けを取らない陣容が整った。ただ、ワールドカップイヤーで結果がついてこないのは気がかり。北中米カリブ海予選は堅守が印象的で、ロースコアをものにする試合が多かったが、それ以降の強化試合では攻守が噛み合わず失点を重ねることもあった。適切なバランスを見つけることができなければ、7大会続いてきたグループステージ突破と言う記録が途絶える可能性もある。
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