2位:レオン・ゴレツカ(バイエルン・ミュンヘン)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年2月6日
市場価値:6500万ユーロ(約78億円)
22/23リーグ戦成績:11試合3得点1アシスト
代表通算成績:45試合14得点11アシスト
今季は開幕を怪我や新型コロナウイルスの影響で出遅れ、コンディションにやや不安を残しているが、レオン・ゴレツカはハンジ・フリックが率いたバイエルン・ミュンヘンで欠かせない選手だった。直近は試合を欠場しているためその序列は定かではないが、イルカイ・ギュンドアンとヨシュア・キミッヒを含めた3人のワールドクラスの中盤は誰が出てきても、対戦相手からすると脅威でしかない。
ゴレツカは攻守の両局面で高い貢献度が期待できる選手であり、最も低い能力値でさえも「77」を叩き出している「スピード」と「守備力」ということからも総合力の高さが伺えるだろう。かつては細身だったが、バイエルン移籍後に肉体改造に成功し、今では強靭な「フィジカル」も兼ね備えている。
味方が攻めあぐねていたとしても、強引な「ドリブル」で持ち運び、豪快なミドルシュートを決めることができる。それでいて守備もサボらず、パスワークにも絡める選手の希少性は高く、フリック監督からの評価が高いのも納得できる。唯一の懸念点は怪我が多いことで、能力値的に不安な要素は何もない。