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スペック最強は誰だ? ドイツ代表、能力値ランキング1〜10位【カタールワールドカップ】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:セルジュ・ニャブリ(バイエルン・ミュンヘン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年7月14日
市場価値:6500万ユーロ(約78億円)
22/23リーグ戦成績:15試合8得点4アシスト
代表通算成績:36試合20得点8アシスト

 ドイツ代表で背番号10を背負うセルジュ・ニャブリは、エースナンバーに相応しく36試合で20得点8アシストと驚異的なスタッツを残している。しかし、直近の1年間はまさかのノーゴールに終るなど序列を落としており、かつてほど絶対的な存在ではなくなっている

 ニャブリの魅力は何と言っても「攻撃力」だ。2016/17シーズンからブンデスリーガで6シーズン連続となる二桁ゴールを記録している。「89」は実力者が揃うドイツ代表でもトップの数字だ。この「攻撃力」を可能としているのがいずれも「80」以上の「スピード」と「ドリブル」であり、個の力で局面を打開してシュートに持ち込むことができる。

 「70」の「フィジカル」、「50」の「空中戦」とコンタクトはやや苦手としているが、そもそもニャブリは足元でボールを貰いたがる選手であり、相手にタックルされる前にかわして、前を向いてプレーできる。この華麗な身のこなしがニャブリの代名詞であり、対峙する選手は一人で止めに行かず、チームとしてケアをしなければ簡単に剝がされてしまうだろう。

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