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遠藤航、ドイツ代表戦出場可能に!
サッカー日本代表のMF遠藤航は、23日に予定されているカタールワールドカップのグループステージ初戦・ドイツ代表戦出場が可能になったようだ。
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今月8日に行われたブンデスリーガのヘルタ・ベルリン戦に出場したシュトゥットガルトの遠藤は、相手選手と空中で激しく衝突して途中交代。検査の結果、脳しんとうと診断されて日本代表に合流してからも別メニューでの調整を続けていた。
脳しんとうには復帰までの道筋を示した厳格なプロトコルがあり、遠藤もそれに則って1つひとつステージをクリアしてきた。
20日にオンラインで取材に応じた遠藤は「全体練習には入ってるし、個人的に動いてみて特に何かあるわけではないので、大丈夫です」と、すでにチームとともに練習ができていることを明かした。
先週15日の段階では「今日もちょっと走っただけで、それくらいだったら問題ない。まだ頭を使ったバランスのリハビリみたいなものをやると、めまいまではいかないですけど、フワッとする感じはします」と話していたが、それから5日経って順調に回復しているようだ。
MF守田英正が左太ももの違和感で別メニュー調整を続けており、遠藤がドイツ代表戦に出場できるなら、日本代表にとってはこれ以上ない朗報と言える。
もちろん「もう1回当たったらどうしようみたいな不安はある」というが、「それを気にしていたらサッカーができないと思っている。練習や試合になってしまえば、そこらへんはあまり気にせずプレーできると思っています」と頼もしい言葉も。
遠藤は「やってみないとわからないですけど、そんなに試合から離れているわけではないので、出るのであれば90分やるつもり」とドイツ代表戦のフル出場にも意欲を見せた。
「個人的には楽しみな気持ちしかない。少し練習に入れない時間がありましたけど、今はしっかり入れているし、落ちついています。あとは残りの期間でいい準備をしていくだけかなと思っています」
4年前のロシアワールドカップではメンバー入りしながら、一度もピッチに立てず大会を終えることになってしまった。それだけに日本代表としてワールドカップで試合に出場することへの人一倍強い思いを持っている遠藤。脳しんとうから無事に復活を遂げ、ピッチで暴れる準備は整ったと言えそうだ。
(取材・文:舩木渉)
【了】