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スペック最強は誰だ? サッカー日本代表、能力値ランキング1〜10位【カタールワールドカップ】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:冨安健洋(アーセナル/イングランド)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月5日
市場価値:2500万ユーロ(約30億円)
22/23リーグ戦成績:11試合0得点0アシスト
代表通算成績:30試合1得点2アシスト

 これからの日本代表を背負っていくであろう選手の1人が冨安健洋だ。早くに海外へ飛び出すと、ベルギー→イタリア→イングランドと止まることなくステップアップし、日本に明るいニュースを届け続けてきた。近年は怪我に悩まされることが多いものの、日本代表の最終ラインに不可欠な存在であることに変わりはない。

 冨安は最高の現代型DFと言える。欧州の屈強な選手と比べても見劣りしない体格を誇りながら水準以上の「スピード」があり、センターバックだけでなくボランチやサイドバックでもプレー可能という柔軟性もある。また、右足だけでなく左足でも質の高いボールコントロールや「パス」を繰り出せるなど、ビルドアップ時の貢献度も非常に高い。このような選手が出てきたのは、日本代表にとって幸運である。

 グラフを見ても、各項目で高い数値を叩き出しているのがわかるが、唯一とも言えるウィークポイントは怪我の多さだ。とくにアーセナル加入後は、インテンシティーの高いプレミアリーグでの戦いが続いているということもあってか離脱の頻度が増えている。「フィジカル」の数値が「80」と少し伸び悩んだのは、そうした点が理由だ。

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