4位:伊東純也(スタッド・ランス/フランス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年3月9日
市場価値:900万ユーロ(約11億円)
22/23リーグ戦成績:12試合4得点1アシスト
代表通算成績:39試合9得点9アシスト
ロシアワールドカップメンバーからは落選したが、同大会終了後に日本代表に定着。2020年以降は右サイドのファーストチョイスとなり、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選では4試合連続ゴールを記録と、7大会連続7回目となるW杯出場の立役者となった。
自慢の武器は「スピード」。追いつけそうにないボールに簡単に追いついてしまうなど、わかりやすく“速い”。その「スピード」を生かした「ドリブル」もやはり強みで、縦突破はもちろんのこと、縦を見せておいてのカットインでも怖さを示すことができる。クロスやシュートの精度も悪くなく、最後の局面でしっかりと“やり切れる”あたりも魅力と言える。
また、もう1つ特徴に挙げられるのが、攻撃的な選手としては高い「守備力」を持っていること。ストロングポイントである「スピード」を生かしたプレスバックなどでサイドバックをサポートする姿は日本代表でもよく目立っている。大きく数値を落としたのが「空中戦」のみとなった結果こそが、森保ジャパンで主力を張り続けられている理由の1つと言えるのかもしれない。