6位:板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年1月27日
市場価値:750万ユーロ(約9億円)
22/23リーグ戦成績:6試合0得点1アシスト
代表通算成績:13試合1得点0アシスト
近年の成長ぶりが著しい選手の1人だ。昨年の東京五輪(東京オリンピック)でベスト4入りに貢献すると、その後フル代表でも非凡なパフォーマンスを披露。クラブレベルでも高いレベルでのプレーを続けており、今年にはシャルケの1部昇格に貢献し、名門ボルシア・メンヒェングラートバッハにステップアップを果たした。
非常に総合能力の高い選手と言える。構える守備はもちろん、6月のブラジル代表戦がそうだったように勇気を持って前に出る守備も素晴らしく、「空中戦」でも簡単には負けない。また危機察知能力の高さも触れなければならないポイントで、相手がシュートに持ち込むギリギリのところで体を投げ出したり、的確なカバーリングでピンチの芽を摘み取ることが珍しくない。
攻撃面での働きも決して悪くない。足元の「テクニック」に長けており、相手のプレスを冷静にかわすことはお手のもの。「パス」は長短問わず正確で、Jリーグ時代に見られたボールを出す際の判断ミスも確実に減っている。そんな伸び盛りのDFは各項目で「70」近くの数値を叩き出しており、今ランキングのトップ10入りは妥当な結果となった。