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サッカー日本代表、ドイツ戦4日前から非公開で練習
サッカー日本代表は19日、カタールワールドカップのグループステージ初戦・ドイツ代表戦に向けてドーハ市内で練習を行なった。
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グラウンドにはMF守田英正を除く25選手が登場。前日まで別メニューで調整していたMF遠藤航やFW三笘薫も全体練習に合流し、チームメイトたちとともに汗を流した。17日にドーハに到着したばかりの三笘にとっては、19日が初のチーム練習参加となった。
報道陣には序盤のランニングやボール回し、ロングパス交換などが公開され、その後は非公開となった。森保一監督率いる日本代表では試合2日前から非公開になることが通例だったため、4日前から非公開になるのは異例だ。やはりワールドカップはこれまでの戦いと違うということだろう。
18日に報道陣の取材に応じた森保監督は「4日前から戦術的なところを入れたいので、皆さんにお教えしたいところはありますけど、初戦に向けてより集中と試合に向けての準備をしたい」と説明。実際、19日の練習前にはピッチに「4-4-2」の形で人型の障害物が設置されており、非公開になってからドイツ代表を想定した戦術練習が行われたと見られる。
また、練習が公開から非公開に切り替わる直前には大型のモニターを乗せたカートが登場。それを使って練習の内容が示され、選手たちが細かな指示を受ける様子も見られた。今回、日本代表はやぐらの上から練習内容を撮影するほか、ドローンを飛ばして高所からの撮影も行なっている。練習の映像は選手たちにも渡され、日々の振り返りなどにも活用されている。
19日の練習前には26選手が揃っての集合写真撮影も行われた。スタッフも入って撮影した際には、チームに帯同している西芳照シェフが赤いコートを脱ぐと、日本代表のユニフォーム着ているというサプライズも。さらにスパイクも履いてのサプライズ登場に、大きな笑いが起こっていた。
日本代表は20日以降も非公開でトレーニングを続け、23日にドイツ代表とのグループステージ初戦に臨む。
(取材・文:舩木渉)
【了】