フォーメーション
今年の2月にエジプト代表とのPK戦を制して悲願のアフリカ王者となったセネガル代表は、アフリカ予選でまたもエジプト代表とのPK戦を制し、カタールへの切符をつかんだ。
代表を率いるアリウ・シセ監督が、日本代表と同組であった前回大会に引き続き指揮を執る。46歳とまだ若いが、2度のW杯本大会出場と初のアフリカネイションズカップ優勝に導いた手腕は確か。自身も代表のキャプテンとしてプレーした2002年大会以来となる決勝トーナメント進出を目指す。
基本フォーメーションは4-3-3。
20/21シーズンにビックイヤーを掲げたエドゥアール・メンディがゴールマウスを守る。2番手、3番手には、アルフレッド・ゴミスとアルフレッド・ゴミスのどちらも欧州クラブに所属する選手が控える。
CBはカリドゥ・クリバリとアブドゥ・ディアロの2人がファーストチョイスとなるだろう。このポジションは層が薄いものの、クリバリは世界でも屈指のCBであり、ディアロも経験豊富であることから怪我などがない限り、この2人がスターティングメンバーから外れることはないと思われる。
サイドバックは右にユスフ・サバリ、左にフォデ・バロ・トゥーレを予想する。控えにイスマエル・ヤコブスがいるものの、このポジションもCBと同様に層が薄く、連戦による疲労が心配される。
中盤の3枚は、ナンパリス・メンディ、シェイク・クヤテ、イドリッサ・ゲイェのプレミアリーグのクラブに所属する3人の起用になるか。バイエルンに所属するブナサールが怪我で出場できないのは、セネガル代表にとって悩ましいことではある。しかし若いパプ・ゲイェやパペ・マタル・サールがフレッシュさでバックアップする。
前線の3枚はイスマイラ・サール、ブライユ・ディア、サディオ・マネがベストメンバーだ。しかし絶対的エースのマネの欠場が確定。そのマネに代わってスターティングメンバーに名を連ねると予想するのが、南野拓実とクラブで同僚であるクレパン・ディアッタだ。身体能力を生かしたプレーに期待したい。