MF
トーマス・ディレイニー(背番号8)
生年月日:1991年9月3日(31歳)
所属クラブ:セビージャ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:8試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:71試合出場/7得点8アシスト
ブレーメン、ドルトムント、セビージャと渡り歩いたMFで、高い走力とボール奪取能力の高さを武器にどのクラブでも安定した活躍を披露しつづけているダイナモ。チャンスがあればボックス内に飛び込み、自ら得点を狙うこともでき、ブレーメン時代にはハットトリックを記録したこともある。今季のセビージャではチームの低迷に引きずられて調子を落としているものの、代表では不動のレギュラーとして中盤に君臨する。
マティアス・イェンセン(背番号7)
生年月日:1996年1月1日(26歳)
所属クラブ:ブレントフォード(イングランド)
22/23リーグ戦成績:15試合出場/1得点3アシスト
代表通算成績:20試合出場/1得点3アシスト
リーガでは実力を発揮することができなかったが、2019年のブレントフォード加入がキャリアの転機に。今季は開幕からハイパフォーマンスを発揮し続けており、中盤の柱の一人に成長した。90分間走り続ける走力を武器としており、ボールホルダーへのアタックからセカンドボールの回収、フリーランでのチャンスメイクまで幅広くこなす頑張り屋。代表ではディレイニー、ホイビェアに次ぐ3番手の立ち位置だ。
ピエール=エミール・ホイビュルク(背番号23)
生年月日:1995年8月5日(27歳)
所属クラブ:トッテナム・ホットスパー(イングランド)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/3得点2アシスト
代表通算成績:60試合出場/5得点9アシスト
バイエルン・ミュンヘンの下部組織で成長し、その後はシャルケ、サウサンプトンでプレー。そこでのプレーが評価されてトッテナムに加入するとすぐさまレギュラーに定着し、プレミアリーグ屈指のボランチとして知られるようになった。攻守どちらの局面でもピッチを駆け回り、ボール奪取や味方のサポートをハイクオリティでこなし続ける。直近のUEFAネーションズリーグは全試合フル出場しており、外すことのできない存在だ。
クリスティアン・ノルゴーア(背番号15)
生年月日:1994年3月10日(28歳)
所属クラブ:ブレントフォード(イングランド)
22/23リーグ戦成績:5試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:17試合出場/1得点1アシスト
フィオレンティーナでは実力を発揮することができなかったが、ブレントフォードではチームの柱として君臨する中盤。危機察知能力の高さと球際の強さを持ち合わせ、どんな状況でも安定してボールを回収できる、セカンドボール回収の達人。8月27日のエヴァートン戦で負傷離脱して本大会出場が危ぶまれていたが、11月に復帰できたためW杯メンバーに滑り込んだ。
クリスティアン・エリクセン(背番号10)
生年月日:1992年2月14日(30歳)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/1得点4アシスト
代表通算成績:117試合出場/39得点26アシスト
ユーロ2020(欧州選手権)のフィンランド戦で心臓発作により意識を失い、一時は引退も噂された中でも懸命にリハビリを行った結果、奇跡の大復活を遂げた。昨季はブレントフォードの残留に大きく貢献し、今夏に移籍したマンチェスター・ユナイテッドでもチームの中核を担う。持ち前のパスセンスを駆使したゲームメイクに加えて正確無比なプレースキックで得点を演出する。代表でも欠かせない選手。
ミッケル・ダムスゴーア(背番号14)
生年月日:2000年7月3日(22歳)
所属クラブ:ブレントフォード(イングランド)
22/23リーグ戦成績:9試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:18試合出場/4得点8アシスト
ユーロ2020(欧州選手権)において心臓発作で離脱することになったエリクセンの代役に抜擢されると、その穴を完璧に埋める活躍を見せて大ブレイクしたテクニシャン。足元に吸い付くようなボールタッチと正確無比なキックを武器にライン間で相手の驚異となれる。一方で球離れの悪さが目立つシーンも。今季からブレントフォードに加入したが出場機会は限定的である。
アンドレアス・スコフ・オルセン(背番号11)
生年月日:1999年12月29日(22歳)
所属クラブ:クラブ・ブルージュ(ベルギー)
22/23リーグ戦成績:15試合出場/6得点3アシスト
代表通算成績:23試合出場/8得点6アシスト
ボローニャでは真価を発揮することができなかったが、昨季のクラブ・ブルージュ移籍をきっかけに大ブレイク。リーグはもとよりCLでも好パフォーマンスを発揮し、クラブのベスト16進出に貢献した。ストライドの大きなドリブルとパンチ力のあるシュートを装備しており、右サイドからカットインする形を得意としている。6月のオーストリア代表戦、9月のデンマーク代表戦でゴールを決めており、右サイドのレギュラー争いをリード中。
ロバート・スコフ(背番号24)
生年月日:1996年5月20日(26歳)
所属クラブ:ホッフェンハイム(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/3得点1アシスト
代表通算成績:11試合出場/5得点3アシスト
パワーと機動力を高水準で兼ね備えたプレーヤーで、DFに身体をぶつけられても当たり負けすることなく持ち運び、鋭いカットインからの強烈なシュートでゴールを脅かす。守備意識も高く、自陣深くまでのプレスバックも難なくこなす。ホッフェンハイムでは右のウイングバックを主戦場としているが、代表では左SBで使われることもちらほら。
イェスパー・リンドストロム(背番号25)
生年月日:2000年2月29日(22歳)
所属クラブ:アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:14試合出場/6得点2アシスト
代表通算成績:6試合出場/1得点0アシスト
高いアジリティと繊細なボールタッチが持ち味の新進気鋭のアタッカー。ドリブルのコース取りが上手く、狭いスペースをスルスルと抜けてバイタルエリアに侵入し、相手の脅威となる。決定機逸の多さが課題だったが改善傾向にあり、今季は開幕から得点を量産している。代表ではまだ決定的なプレーに絡むことが少ないため、W杯での爆発が待ち望まれる。