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英国人が見たサッカー日本代表対カナダ戦「久保建英の意図は…」「ドイツ戦の1トップは…」

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部

「私が監督ならば1トップの先発は…」



――後半アディショナルタイム、山根がペナルティーエリアでファウルをしてPKを与えてしまいました。

「3分前はヒーローになりそうだったのに…。権田修一に期待しましょう」

――惜しい…。手には当てましたが、ボールはゴールに収まりました。結果的に逆転負けとなりました。

「始まる前にも言ったけど、結果は大事ではありません。全体的に内容はあまり良くなかったけど、テストはいくつかできました」

「山根のシュートがもし入っていれば『3バック変更は良かった』となったけど、結果的に入らなくてPKを与えました。残念なことではあるけど、そこまで心配しなくていいと思います」

――収穫はありましたか?

「相馬、久保、鎌田、上田のパフォーマンスは収穫だと思います」

――そうですよね。ドイツ戦の1トップは誰がベストだと思いますか?

「私が監督ならば1トップの先発は前田大然です」

「前からのプレッシングは非常に大事。そして、上田はベンチからインパクトを残せることを示しました。アメリカ戦の日本代表が本来の姿だと思います」

――いよいよ本番ですね。ケガがなかったことが今日の一番良かったことですね。

「絶対にそうです! 本当の戦いはこれから始まります」

▽語り手:ショーン・キャロル

1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「デイリーヨミウリ」「Jリーグ公式ウェブサイト」などにも寄稿。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーのJリーグ番組出演も。

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