久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日(21歳)
日本代表通算成績:20試合1得点
久保建英は少年時代から注目を集めてきた日本サッカー界が誇る至宝だ。10歳で名門バルセロナのカンテラ(下部組織)に加入し、15歳でJ1リーグデビューを果たした。18歳になると同時にレアル・マドリードへ移籍し、スペインでのプレーは今季で4年目を迎えた。昨年は飛び級で東京五輪にも出場し、今年6月には念願のA代表初ゴールも決めた。今後の活躍がますます期待される逸材だ。
最大の武器はそのスキルだ。細かなタッチで相手を惑わす「テクニック」、ゴールへ向かっていく切れ味鋭い「ドリブル」は日本でもトップクラス。左足から放たれるキックの技術も高く、これまでに多くのチャンスを生み出してきた。「フィジカル」は「53」、「守備力」は「42」とやや低い数字となったが、ラ・リーガという厳しい環境で揉まれる中で一回りも二回りも成長している。
これまではトップ下や右ウイングを得意としてきたが、レアル・ソシエダでは2トップの一角や左サイドも経験し、プレーの幅を広げている。久保の活躍はカタールワールドカップで日本代表の命運を握るだけでなく、今後の日本サッカーの道標となるはずだ。
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