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ステファン・ミトロビッチ
生年月日:1990年5月22日(32歳)
所属クラブ:ヘタフェ/スペイン
22/23リーグ戦成績:13試合出場/0得点
代表通算成績:34試合出場/0得点
20歳で国外チームを初経験し、育成年代から数えると9カ国12チームを渡り歩いている苦労人。14年にA代表初招集、初出場を記録しているが、前回大会では落選した。冷静な判断で攻撃を組み立て、縦へフィードするCBで、大きな体をうまく使って積極的にボールを奪い取る。しかし、その積極性がカードトラブルを招くこともある。
ニコラ・ミレンコヴィッチ
生年月日:1997年10月12日(25歳)
所属クラブ:フィオレンティーナ/イタリア
22/23リーグ戦成績:11試合出場/2得点
代表通算成績:37試合出場/3得点
15歳でパルチザンのトライアルを受験し、選抜された30人の中から合格者が5人のみという難易度を突破して加入を決めた。CBとして必要な高さや強さを備えており、大きな体格を生かしたデュエルや空中戦での勝負強さを見せるが、真骨頂は戦術眼に長けた頭脳的なプレーで、攻守に渡って的確な状況判断でチームを引っ張る。
ストラヒニャ・エラコビッチ
生年月日:2001年1月22日(21歳)
所属クラブ:ツルヴェナ・ズヴェズダ
22/23リーグ戦成績:16試合出場/0得点
代表通算成績:1試合出場/0得点
9歳でツルヴェナ・ズヴェズダに加入。19/20シーズンに2部チームへのレンタルを経て、翌シーズンにトップリーグでの初出場を果たす。対人において驚異的な強さを発揮。相手のタッチミスを見逃さずに、素早く間合いを詰めて長い足でボールを絡め取る。基本的にはCBを務めることが多いが、チーム事情によりSBを務めることもできる。
ストラヒニャ・パヴロビッチ
生年月日:2001年5月24日(21歳)
所属クラブ:ザルツブルク/オーストリア
22/23リーグ戦成績:11試合出場/1得点
代表通算成績:21試合出場/1得点
注目が集まる期待のCBは17歳でトップチームの試合に出場し、19歳でモナコへ移籍。レンタル移籍を重ね、今季からザルツブルクに完全移籍した。身体能力に富み、デュエルにおいて滅法な強さを見せる。加えて、ボール技術にも優れており、左足を駆使して相手のプレスを回避し、チャンスに直結するようなパスを前線へ送り込む。
ミロシュ・ヴェリコビッチ
生年月日:1995年9月26日(27歳)
所属クラブ:ブレーメン/ドイツ
22/23リーグ戦成績:12試合出場/1得点
代表通算成績:21試合出場/0得点
スイスのバーゼルで生まれ、11年からはトッテナムの下部組織に所属し鍛錬してきた。U-16スイス代表での招集歴はあったが、翌年には両親の出身国であるU-17セルビア代表に参加している。プロデビュー当初はセントラルMFを務めていたが、現在はそのときの経験を生かしたテクニカルなCBとして活躍する。
フィリプ・ムラデノビッチ
生年月日:1991年8月15日(31歳)
所属クラブ:レギア・ワルシャワ/ポーランド
22/23リーグ戦成績:14試合出場/5得点
代表通算成績:19試合出場/1得点
20歳でA代表デビューを飾った左のスペシャリスト。サイドを切り崩して素早く鋭いクロスを供給するだけでなく、スペースに走り込んだりゴール前に飛び込んだりして積極的にシュートも狙う。今季はカップ戦も含めて15試合に出場しており、5アシストを記録。昨季はELでの1得点のみだったが、今季はすでに5得点を挙げる好調ぶりだ。
スルジャン・バビッチ
生年月日:1996年4月22日(26歳)
所属クラブ:アルメリア/スペイン
22/23リーグ戦成績:13試合出場/1得点
代表通算成績:2試合出場/0得点
2015年開催のU-20W杯で優勝した黄金世代のひとりで、A代表には今年9月に初招集。2試合91分間のみの出場記録でカタール行きの切符を勝ち取った。プレーぶりは堅実で、高身長を生かした空中戦を得意とする。攻撃においても堅実でショートパスを散らして確実に味方へつなぐが、好機を見つけるとシュートまでつながるようなパスも出す。