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ドイツ代表、W杯前最後の強化試合で不安残す
現地時間16日にオマーンの首都マスカットにあるスルタン・カーブース・スポーツコンプレックスで、オマーン代表対ドイツ代表の親善試合が行われ、アウェイチームが1-0の勝利をおさめた。カタールワールドカップ前のラストマッチで白星を飾ったドイツ代表だが、独紙『シュテルン』は辛口評価を下している。
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ドイツ代表を率いるハンス=ディーター・フリック監督は、今回のオマーン戦で17歳のユスファ・ムココを先発起用。ムココにとっては代表デビュー戦となったが、低調なパフォーマンスに終わり、ハーフタイムにニクラス・フュルクルクと交代した。すると80分、フュルクルクがその起用に応えて先制点を決める。そのまま逃げ切ったドイツ代表が1-0の勝利をおさめた。
オマーン代表を相手に、まさかの苦戦を強いられたことで、独紙も「ワールドカップ前のドイツ代表のリハーサルは成功した。ただし、オマーンに勝利したという側面においてのみだが。1-0という僅差のスコアは、ドイツ代表のパフォーマンスがいかに雑で酷く、特に前半悪かったということをよく表している」と、痛烈批判した。
結果だけ見れば無失点だが、オマーン代表にカウンターなどから1点、もしくは2点奪われていてもおかしくないピンチもあったという。なお、この試合では、絶好調のセルジュ・ニャブリは起用されず、マリオ・ゲッツェも出場しなかった。ドイツ代表は23日、カタールワールドカップの初戦で日本代表と対戦する。
【了】