フォーメーション
【写真:Getty Images】
ディディエ・デシャン監督で挑む3度目のW杯だが、リスクを取らない戦い方は一貫している。一方でシステムに関してはこれまで使い続けてきた3-4-1-2から4-2-3-1に変更することを明言。守備時には手堅く自陣でブロックを組んで我慢強い守備でボールを奪い、素早くカウンターに移行する。敵陣に相手を押し込んだ際には選手の個人技とコンビネーションを上手く組み合わせ、無理矢理にでもゴールをこじ開けられる攻撃力を持つ。
GKはウーゴ・ロリスが不動の地位を築いており、CBにはラファエル・ヴァランを筆頭にダヨ・ウパメカノやウィリアム・サリバらタレントが揃う。注目は左SBで、リュカ・エルナンデスとテオ・エルナンデスの兄弟によるスタメン争いが繰り広げられる。
中盤はエンゴロ・カンテ、ポール・ポグバの両名が欠場となったが、オーレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガら新世代のタレントが揃っている。またアドリアン・ラビオはサイドで起用されることになりそうだ。
前線にはキリアン・エムバペ、カリム・ベンゼマ、アントワーヌ・グリーズマンの黄金トリオを擁しており破壊力は世界トップクラスだ。