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【写真:Getty Images】
昨年12月にパウロ・ソウザ監督が引き抜かれ、後任には過去に世代別代表を率いていたチェスワフ・ミヒニエヴィチ監督が就任。システムは3-4-2-1で、守備ではミドルプレスで積極的にボールを奪いにいくアグレックスなスタイルを採用。ボールを奪うと素早くサイドに展開してカウンターに移行し、最終的にはエースのロベルト・レヴァンドフスキにボールを送り込んで何とかしてもらうという形が多い。
GKにはユベントスの正守護神ヴォイチェフ・シュチェスニーが座り、控えにも実力者が多数選出されている。一方で最終ラインは不安要素であり、DFリーダーのカミル・グリクがどれだけ頑張れるかにかかっている。
中盤はピオトル・ジエリンスキを始めとした走力や攻守の切り替えに優れた面々が揃っており、ミドルプレスを維持する上での鍵となる。また、WBの新星ニコラ・ザレフスキのドリブル突破も攻撃のオプションとして重要である。
FWには世界最高峰のストライカーであるレヴァンドフスキが君臨しており、その控えも充実している。明確なチームのストロングポイントだ。