MF
イスマエル・コネ
生年月日:2002年6月16日(20歳)
所属クラブ:CFモントリオール
2022リーグ戦成績:26試合2得点
代表通算成績:5試合1得点
今大会におけるカナダ代表最年少がイスマエル・コネとなった。昨夏にモントリオールに加入し、今季突如としてブレイクした。プロデビューからたった1ヶ月でカナダ代表に選出され、ワールドカップの切符を掴んでいる。コートジボワール生まれで、中盤を縦横無尽に動く走力が魅力のセントラルMFで、大胆不敵なプレースタイルは時として相手を混乱に導く。
サミュエル・ピエット
生年月日:1994年11月12日(28歳)
所属クラブ:CFモントリオール
2022リーグ戦成績:26試合0得点
代表通算成績:65試合0得点
5年半在籍するモントリオールでキャプテンを務める経験豊富な守備的MF。171cmと小柄だが、運動量と献身性に長けるダイナモだ。フランスのメスとドイツのフォルトゥナ・デュッセルドルフのアカデミー出身で、スペインでのプレー経験もある。W杯予選では出番が少なかったが、大会が近づくにつれ序列を上げている。
ジョナサン・オソリオ
生年月日:1992年6月12日(30歳)
所属クラブ:トロントFC
2022リーグ戦成績:23試合9得点
代表通算成績:56試合7得点
ワールドカップ出場が危ぶまれていたが、無事にメンバー入りした。8月ごろから神経障害に悩まされており、欠場が続いていたが、11月11日のバーレーン代表戦では90分プレーしている。トロントFCではボランチを主戦場にしながら9得点をマークする得点能力の高さが売り。コンディションに問題がなければ、2列目に名を連ねる主力である。
マーク=アンソニー・ケイ
生年月日:1994年12月2日(28歳)
所属クラブ:トロントFC
2022リーグ戦成績:25試合3得点
代表通算成績:37試合2得点
185cmの体躯を誇る大型セントラルMFは、近年のカナダ代表の躍進を支えてきた1人。今年3月のコスタリカ戦後には人種差別的な投稿の標的とされて精神的なダメージを負ったが、大舞台に立つ資格を自らの手で勝ち取った。豊富な運動量で中央を駆け上がるダイナミックさが強み。第3戦終了の約6時間後に29歳の誕生日を迎える。
アティバ・ハッチンソン
生年月日:1983年2月8日(39歳)
所属クラブ:ベシクタシュ/トルコ
22/23リーグ戦成績:出場なし
代表通算成績:97試合9得点
代表デビューから間もなく20年で、カナダ代表の長い冬と春を知る生き字引だ。中盤が本職だが、カナダ代表では最終ラインに入ることもある。スウェーデン、デンマーク、オランダと渡り歩き、2013年からはトルコのベシクタシュでプレーする。今季は骨挫傷の影響で開幕から欠場が続いていたが、11月に実践復帰してW杯出場にこぎつけた。コンディションがどこまで戻るか分からないが、ピッチ外での影響力も絶大である。
リアム・フレイザー
生年月日:1998年2月13日(24歳)
所属クラブ:ダインゼ/ベルギー
22/23リーグ戦成績:11試合0得点
代表通算成績:15試合0得点
トロント生まれのリアム・フレイザーは、2015年にトロントFCに加入。下部組織からトップチームに昇格し、今年1月からはベルギー2部のダインゼでプレーする。フィジカルコンタクトに長けた185cmの長身ボランチで、センターバックでプレーすることも可能。6月と9月は選外だったが、土壇場で大舞台への切符を勝ち取った。
ステファン・ユースタキオ
生年月日:1996年12月21日(25歳)
所属クラブ:FCポルト/ポルトガル
22/23リーグ戦成績:11試合2得点
代表通算成績:26試合3得点
カナダ代表の中盤の中心的存在。カナダやMLSでのプレー経験はなく、7歳のときにポルトガルへ渡った。今年1月からはポルトでプレーし、UEFAチャンピオンズリーグにも出場。的確なポジショニングに裏打ちされたボール奪取や、インテリジェンスを感じさせる配球には定評がある。カナダ代表でも攻守にわたる活躍が求められる。
デイヴィッド・ウォザースプーン
生年月日:1990年1月16日(32歳)
所属クラブ:セント・ジョンストン/スコットランド
22/23リーグ戦成績:6試合0得点
代表通算成績:10試合1得点
得意のドリブルでチームを勢いづけるスコットランド生まれの攻撃的MFだ。2013年から現在まで在籍するセント・ジョンストンのアカデミーからセルティックに移り、ハイバーニアンでプロデビュー。スコットランドの世代別代表でプレーしていたが、28歳のときに母の出身であるカナダ代表デビュー。昨年11月に左膝の前十字靭帯を断裂したが、10月に実戦復帰している。