相馬勇紀
【写真:Getty Images】
所属クラブ:名古屋グランパス
22/23リーグ戦成績:34試合出場/2得点2アシスト
国内組のみで臨んだ7月のEAFF E-1サッカー選手権決勝大会で3年ぶりの日本代表復帰を果たし、3得点を挙げてチームを優勝に導き、個人としても得点王に輝いた。その活躍が認められて9月の欧州遠征にも招集された。
9月23日のアメリカ代表戦は出番がなく、同27日のエクアドル代表戦は終盤に途中出場したのみ。ワールドカップ本大会でのメンバー入りは厳しいかと思われていたが、森保一監督は東京五輪でも輝いたアタッカーの招集に踏み切った。
評価されたのは名古屋グランパスで左ウィングバックを任されているように、攻撃だけでなく守備にもタフさを発揮できる点か。ドリブルで縦に突破してのクロス、複数ポジションに対応する万能性、ポジティブなメンタリティなど強みは多い。代表復帰から約4ヶ月という短期間での猛アピールの末、大舞台への切符を勝ち取った。