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【オランダ代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


メンフィス・デバイ(背番号10)
生年月日:1994年2月13日(28歳)
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:2試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:81試合出場/42得点30アシスト

 ロビン・ファン・ペルシが保持するオランダ代表最多得点記録(50)まで残り8ゴールに迫る絶対的エース。所属するバルセロナでは、昨シーズン途中に恩師ロナルド・クーマンが解任されるという本人からするとハプニングもあったが、それでも抜群の決定力を見せつけてチームトップ12ゴールを記録した。しかし、今季は怪我の影響でほとんど稼働出来ておらず、9月の代表戦を最後に試合の出場がない。ルイ・ファン・ハール監督もカタールワールドカップでは、先発ではなく、途中からの起用を明言している。

ルーク・デ・ヨング(背番号9)
生年月日:1990年8月27日(32歳)
所属クラブ:PSV
22/23リーグ戦成績:6試合出場/3得点1アシスト
代表通算成績:38試合出場/8得点1アシスト

 オーソドックスな大型FWで、クロスに打点の高いヘディングで合わせるのが十八番の形。昨季所属したバルセロナでは試合終盤の出場から億千金のゴールを3度も記録するなど、短い出場時間でも求められた結果を出せるのも魅力だ。オランダ代表でもバルセロナ時代同様に“ジョーカー”的な起用をされるだろう。今夏に加入したPSVでは古巣ということもあり、すぐに主将に任命された。

ステーフェン・ベルフワイン(背番号7)
生年月日:1997年10月8日(25歳)
所属クラブ:アヤックス
22/23リーグ戦成績:14試合出場/8得点3アシスト
代表通算成績:24試合出場/7得点2アシスト

 今夏のオランダ復帰が大成功。トッテナムに所属していた昨夏は出場機会が少なかった影響でユーロ(欧州選手権)のメンバー入りを逃したが、今夏に加入したアヤックスで得点を量産したことでワールドカップ行きの切符を掴んだ。スピードがある上に、裏に抜けるタイミングも抜群で相手DFの背後を取る動きが上手い。1対1も得意なので、この形さえ作れれば得点を量産する。アヤックスのアカデミー出身だが、過去に素行不良で放出された過去がある。

フィンチェント・ヤンセン(背番号18)
生年月日:1994年6月15日(28歳)
所属クラブ:ロイヤル・アントワープ(ベルギー)
22/23リーグ戦成績:17試合出場/9得点4アシスト
代表通算成績:20試合出場/7得点7アシスト

 デイヴィ・クラーセン同様にプレミアリーグで“失格の烙印”を押されたストライカーがメキシコで復活。今夏に加入したベルギーのロイヤル・アントワープでも結果を残して、ワールドカップメンバーの切符をつかみ取った。現在は左利きで多くのシュートを左足で決めているが、本人曰く元々の利き足は右で、左右どちらの足でも強いシュートが打てるとのこと。代表に電撃復帰を果たした6月の試合でアシストを記録して、ファン・ハール監督へのアピールに成功した。

ボウト・ベグホルスト(背番号19)
生年月日:1992年8月7日(30歳)
所属クラブ:ベシクタシュ(トルコ)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/6得点4アシスト
代表通算成績:15試合出場/3得点1アシスト

 197cmの大型ストライカー。見かけに寄らず足下の技術が高く、ヘディングよりも足でのシュートの方が頻度も精度も高い。ブンデスリーガで3シーズン連続二桁ゴールを記録している実力者だが、オランダ代表のキャリアにはなかなか恵まれず、昨夏のユーロ(欧州選手権)前までは先発0試合、途中出場含めても4試合だった。ファン・ハール現政権ではレギュラーではないが、以前よりは出場機会を増やしている。

コーディ・ガクポ(背番号8)
生年月日:1999年5月7日(23歳)
所属クラブ:PSV
22/23リーグ戦成績:14試合出場/9得点12アシスト
代表通算成績:9試合出場/3得点2アシスト

 今季オランダ・エールディビジで無双している絶好調のFWだ。189cmと上背がありながら機動力に優れており、ドリブルでの突破、ライン間でボールを受ける動き、ゴール前やミドルゾーンからの正確なシュート、味方をお膳立てするラストパスなど何でもできる器用なタイプ。ウインガーながらドリブル一辺倒ではなく、しっかりと相手を見て修正できる頭の良さも兼ね備える。今大会はデパイがコンディション不良のため、ガクポが攻撃の軸を担う。

ノア・ラング(背番号12)
生年月日:1999年6月17日(23歳)
所属クラブ:クラブ・ブルージュ(オランダ)
22/23リーグ戦成績:12試合出場/2得点2アシスト
代表通算成績:5試合出場/1得点1アシスト

 今夏のステップアップが確実視されていたが、結果は残留。左サイドからのドリブルが得意な形で、同じサイドを主戦場としているガクポよりテクニックはかなり上。従来はウイングが主戦場だが、今季所属するクラブ・ブルージュが3バックのシステムを採用していることもあって2トップの一角で起用されている。今夏の移籍騒動で序列を落としており、コンディションには若干の不安が。

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