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アントニオ・シウバ
生年月日:2003年10月31日(19歳)
所属クラブ:ベンフィカ
22/23リーグ戦成績:10試合出場/2得点
代表通算成績:0試合出場/0得点
6年前に国内3強であるベンフィカ、ポルト、スポルティングCPの間で争奪戦になった至宝。各世代別代表では活躍していたが、A代表の初招集が本大会メンバーになるという超サプライズ選出。今季にトップへ昇格を果たしたばかりだが、緊急出場した試合での活躍が認められ定位置を確保した。長い足を鋭く伸ばしてボールを刈り取るCB。
ペペ
生年月日:1983年2月26日(39歳)
所属クラブ:ポルト
22/23リーグ戦成績:7試合出場/0得点
代表通算成績:128試合出場/7得点
3カ月後には40歳の大台に乗る大ベテラン。スピードなどで衰えを感じさせる部分はあるが、心身一体となってハードに追い詰めるデュエルの強さは相変わらずで、チームの危機を救える頼れるCB。年齢的にもおそらく最後となるW杯だが、4大会目の出場となる豊富な経験を生かして精神的にもチームを支え、悲願である世界制覇を狙う。
ルベン・ディアス
生年月日:1997年5月14日(25歳)
所属クラブ:マンチェスター・シティ/イングランド
22/23リーグ戦成績:12試合出場/0得点
代表通算成績:39試合出場/2得点
幼少期は兄と自宅の廊下でボールを蹴り合って育ち、9歳のときに友人の誘いで本格的にサッカーを始める。当初はFWとしてプレーしていたが、いつしかCBとして頭角を現す。昨季にマンCに加入したことで、世界的なブレイクを果たしたCB。常に冷静にプレーして高水準な能力を発揮しながら、的確なコーチングで味方の能力も引き出す。
ダニーロ・ペレイラ
生年月日:1991年9月9日(31歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン/フランス
22/23リーグ戦成績:11試合出場/1得点
代表通算成績:63試合出場/2得点
母に連れ立って5歳のときにギニアビサウからポルトガルに移住し、元イングランド代表スティーブン・ジェラードにあこがれてサッカーに熱中した。少年時代のアイドルと同様に本来は中盤の底に陣取る守備的MFだが、対人能力や空中戦などが優れており守備能力が際立っているため、最近ではクラブでも代表でもCBを任されることが多い。
ヌーノ・メンデス
生年月日:2002年6月19日(20歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン/フランス
22/23リーグ戦成績:12試合出場/1得点
代表通算成績:16試合出場/0得点
18歳での初招集から、うなぎ登りに地位を上げた左SB。攻守ともに相手の嫌がるポイントを見抜く力に長けており、PSGでもしっかりと定着している。A代表デビュー以後の活躍は目覚ましく、定位置を奪い取る破竹の勢いを見せている。サントス監督は高水準なチーム内競争という嬉しい悩みを本大会までに解決しなければならない。
ラファエル・ゲレイロ
生年月日:1993年12月22日(28歳)
所属クラブ:ドルトムント/ドイツ
22/23リーグ戦成績:12試合出場/1得点
代表通算成績:56試合出場/3得点
ポルトガル出身の父とフランス出身の母の間に生まれフランスで育つ。「ザ・バッテリー」という異名のとおり、エネルギッシュに左サイドを駆け回る。加えて、強力かつ正確なキック技術とボールを自在に操るドリブルテクニックを併せ持ち、チームに多くの決定機をもたらす存在。本大会ではメンデスとの定位置争いも注目される。
ディオゴ・ダロ
生年月日:1999年3月18日(23歳)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド/イングランド
22/23リーグ戦成績:13試合出場/0得点
代表通算成績:6試合出場/2得点
両親は聖歌隊で姉はプロミュージシャンという音楽一家に生まれるが、幼少期からサッカーの才能を見せて専念する。8歳のときにベンフィカとポルトの目に止まり、最初はリスボンへトライアルに向かったが距離が遠すぎたため最終的にはポルトを選択した。マンU加入後も順調に成長し続けており、モダンな右SBとして評価は高い。
ジョアン・カンセロ
生年月日:1994年5月27日(28歳)
所属クラブ:マンチェスター・シティ/イングランド
22/23リーグ戦成績:14試合出場/2得点
代表通算成績:37試合出場/7得点
身体的にも技術的にもポテンシャルが高いことを示してきたが、マンCに移籍して4シーズン目になり戦術理解力と対応力に一段と磨きがかかり、世界最高クラスのSBへと成長を遂げる。本職は右サイドだが、左でも同様の仕事を完遂する汎用性も見せる。これまでに数々のタイトルを獲得してきたが、W杯もコレクションに加えたい。